店販商品を10%オフすることが、利益に及ぼす影響

このシーズンになるとお店で販売しているヘアケア商品をキャンペーンで割引価格にて提供している美容室も増えてきますよね。

例外にもれず、弊社も店販キャンペーンはしていますが「お客様への感謝の気持ちを込めて」という目的のうえでキャンペーンをしています。売上や利益はその次だと思っています。

では、果たして利益を上げるため、成果を上げるためにキャンペーンを行う場合にどのくらいの目標を達成すれば成果につながるのでしょうか?

売上につなげるために、キャンペーンをしているサロンは多いと思うのですが、利益計画まで考えて実施できているサロンは少ないのでは無いかと思います。

■商品を10%オフすることとは?

 

<売上の視点で考える>
例えば、1,000円の商品を10%オフして販売するとしたら…?

販売価格が、1,000円 ▶︎ 900円になりまよね。

売上 100,000円をあげようと思ったら
1,000円 ▶︎ 1,000 × 100 = 100,000円
900円 ▶︎ 900 × 112 = 100,800円

となりますよね?

つまり割引することで、11%アップの努力をしないと、もともとの計画よりも成果が出ないんですよね。

 

いつもより12個多く販売しないといけないってことになります。
もし、いつもどおり1,000円で販売してたら、1個多く販売したら達成する計算になりますよね。

12%アップの努力か?
1%アップの努力か?

どっちがいいのでしょうか?

<利益の視点で考える>
では、利益の視点で考えてみましょう?
同じく1,000円の商品で考えていきます。

もし原価率60%だったとしたら、1,000円の商品の仕入れ金額は600円ですよね。

1,000円の商品の利益は
▶︎1,000 – 600 = 400円

900円の商品の利益は
▶︎900 – 600 = 300円

ですよね。

ということは、同じく100個販売した場合。

1,000円の利益は
▶︎400 × 100 = 40,000円

900円の利益は
▶︎300 × 100 = 30,000円

もし、同じ40,000円の利益をあげようと思ったら…。
133個も販売しないといけないんですよね…。

これ、怖くないですか?

33%も余分に頑張らないと同じ成果って出ないんですよね…。

本当にみなさんこの事が分かっているでしょうか?

目的のない割引はしちゃいけないんですよね。

利益が減るという事は、会社はもちろん繁栄しないし、そこで働く社員も幸せにはできないですよね。
経営者、店長なり、会社の売上、利益に責任を持つ人は、このあたりの事は分かっておかなくてはいけません。

以下はうちのスタッフに向けて…。

弊社の場合は「お客様のために」お得なキャンペーンをしています。

まずは「売りたいから」ではなく、お客様に喜んでいただくために、利益をお客様に還元したいという「感謝の気持ち」を伝える事が大事です。

経営者がお客様に直接感謝を伝えるのはなかなか大変な事です。
お客様と直接触れ合うスタッフがお客様に「お得」を感じていただくだけでなく「感謝」も伝えられるようにしていきたいですね。

※追記

ふと思ったので追記します。

美容室専売品がネットで流通している事にに関して、ネットで割引販売している業者さんは自分たちの首を締めてますよ。

本来なら適正価格で販売される事によって、業界全体が潤うようになっているものです。
マーッケットにも限りがあります。
薄利多売をしたところで限界がありますよ。

それに美容室専売品は、プロの美容師がお客様の髪質や頭皮の状態を診断して、お客様に合わせたものを提案するという付加価値も込めた商品です。

美容師が正しく診断して処方する。

同じお客様でも、髪の施 術の状態、季節、エイジングによって、その時必要なケアの方法も変わってきますよね。

病院でも、医師が症状に応じて処方箋をだしますよね?
前の薬でいいよって言うなら、病院の薬だってネット通販で来てしまいますよね。

自分たちの業界は自分たちで守るものですよ。
なので、僕は美容室専売品のリンクなんか貼りませんからね。

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