美容業界で働くということについて

いつも勉強になる「リクルートライフスタイル ビューティー総研」さんのマーケティングをまとめたものです。

http://r-bmr.net//wp-content/uploads/2015/05/jinzai.pdf

美容業界の「人が採用できない」という問題に対して、高校生、保護者、専門学生、教育現場など、様々な立場の方を対象に調査、インタビューしたものだそうです。

■18歳人口と専門学校全体の入学者数は?

18歳人口は1992年の205万人をピークに1993年以降減少し続けているそう。
この20年間で18歳人口は、約20%減少。
美容専門学校(全体)入学者数も30%の減少しているという調査結果だそうです。
出展:文部科学省学校基本調査、総務省統計局 人口推計

■美容専門学校の入学者数のピークは2000年

1999年〜2000年にかけて「カリスマ美容師ブーム」が訪れ入学者数は4万人に、しかしピークを境に入学者数は減り続け、2004年には入学定員数を下回るという事態に陥る。
ここ数年は入学者数はほぼ横ばいになっていますが、ピーク時の半分の2万人が現在の入学者数になっています。

出展:学校基本調査

ここからはビューティー総研さんのマーケティングですが

■高校生と保護者の仕事に対する意識のギャップについて

Q.高校生に聞いた。
「進路決定の際の重視点は?」

 

1.安定した職業

2.やりがいのある仕事

3.長く続けられる仕事

4.自分の夢をかなえる

5.人の役に立つ仕事

6.高収入を得られる

7.手に職をつける

 

Q.保護者に聞いた。
「子供の将来の職業に希望することは?」

 

1.子供自身が希望する職業

2.安定した職業

3.職や会社を転々とせず長続き

4.手に職をつける

5.自分自身で独立する

6.職業に役立つ資格を取る

7.世の中の役に立つ仕事

というのが、保護者と高校生の意識の差だそう。

思っていたよりも保護者は子供さん自身の意思を尊重しているみたいです。

それでも「安定」や「長続き」「手に職」など、スキルや経験を生かせる専門職に対しての意識も高いようですね。

■ここからは美容に関して

Q.保護者に聞いた
「子供が美容の仕事に就くことは?」

【賛成派】

1.いくつになっても働ける

2.職人的

3.一生食べていける

4.人の役に立つ仕事

5.やりがいのある仕事

 

【反対派】

1.適性がないと思う

2.給料が安い

3.下積み期間が長い

4.労働時間が長い

5.休みが少ない

 

というのが、結果だそう。

反対派の「適性がないと思う」というのは置いておいて、労働環境に対する不安が多いようですね

こうやって、調査の結果を見てみると、すごく「イメージが先行している」という感想が強いです。
どうしても美容師さんは大変そう…、とか一人前になるまで時間がかかる…、という一般的なイメージが先行しているんだなと感じてしまう結果です。

そして「適性がないと思う」というのも曖昧な答えなようですが、今の世代(いわゆるゆとり世代)を表しているのかな?とも感じてしまいます。

それでも、賛成派の「いくつになっても働ける」や「一生食べていける」というのは、すごくポジティブでいいなって思います。
でも。

その反面、10年後には10%以下しか残っていないと言われる業界生存率とのギャップが課題だと感じています。

現実的に長いこと働ける職場にしていくことは本当に課題だと思っています。

■もっと美容師のことを知ってもらうことが大事

以前に高校求人に動いてみて、先生方と話をさせてもらって感じたことでもありますが、美容師ってどんな仕事なのか?
どうやったらなれるのか?費用は?期間は?
ということを知らない大人が多いことも事実です。

インターネットで情報が得やすくなった分、広まりやすいのは「ライトな情報」と「ネガティブな情報」ですよね。
もっと美容師のことを知ってもらうためにも何か情報発信もしていかないとダメですよね。

高校求人も夏を過ぎると動きにくと聞きます。
高校生で進路に悩んでいる学生さんがいれば、積極的に進路相談にのってあげてもいいかもしれませんね。

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