社員への手紙 2016.5.31

社員さんび向けて

いよいよ6月に入りますね。
ちょうど一年の折り返し地点に近づいてきましたが、自分たちが掲げる目標に対してどのような変化や成果が見えているでしょうか?
一年を分割して考えると、前半の半年は、自分が成長するための自己投資の期間であったり、年末に向けての種まきであったり準備期間であるのではないでしょうか?
後半の半年間で成果をつかみ取るために、いい準備ができるのもあとわずかです。
目の前のショートゴールではなく、12月に向けたゴール設定をして頑張っていきましょう。

■価格改正に関して
会社の取り組みとしては、先月の手紙でも書きましたが、6月は価格改正を行う月になります。
ヘア部門は6月1日から、カフェは8日からになりますよね。

値上げに関しては様々な思いや考え方があると思います。
「必要なもの」でもあるし「いろいろなリスク」を感じるものでもあります。
そして「顧客満足の向上」につながるのもなのか?と考えると、自分たちがしなくてはいけない事が見えてきますよね。
しかしながら、値上げをしなければいけない大きな理由は時代の変化に対応するためであり「社員の豊かな生活」の実現のためなのです。
時代の変化に関しては感じている人も多いと思いますが、様々な「モノやコト」の価値に対して価格が高騰しています。

■最低賃金の推移のデータによると人件費は10年前と比べて117%上昇
10年前の京都府の最低賃金は686円、今の京都府の最低賃金は807円になっています。
10年間で121円も上昇しているのです。対比してみると117%の上昇になります。

価格が上がることの一つに「人件費の高騰」ということがあげられます。
「モノやコト」を作るのは「人」でしかなく、人件費が高騰するという事が様々なものの価値を高騰させています。

お店で仕入れている材料も当然ですが値上がりしています。
では、時代の変化に対応して、自分のお店や自分自身は「価値づくり」できているでしょうか?

■自分たちの仕事の価値を高める
先日から伝えているように『一人一人の成長こそがお客様から料金をいただける「原資」となります』ので、お客様に喜んでいただけるように日々努力していきましょう。

■どこにポジショニングを取るか?
値上げをするにあたって、競合他社との価格比較の話がよく出ます。
地域の他の美容室と比べて価格が「高くなった」とか「安くなった」という声も聞きます。

しかし地域の美容室と比べて「価格帯」が異なるというのは、違う「顧客層」を獲得する事だと思っています。

地域美容室との価格による比較を「ポジティブ」に捉えるか「ネガティブ」に捉えるかで、考え方も変わってきますよね。
高価格帯を目指す事は、お客様を取り合わない新しい顧客層を獲得する事だと思っています。
そして、今きていただいているお客様の構造を変える事だと思っています。

価値を高めて、他の美容室が競合できない美容室を目指していく事が必要な事だと思っています。サロンのフルビューティー化も重要な項目だと思っています。
今までのフルビューティーに加えて、メディカル、インナービューティーの分野においても取り組みを進める事は、他のサロンとの差別化につながると思っています。

■高価格サロンのポジションを取る事のメリット
既存店舗の強みというのは、あらかじめ顧客(ファン)を持っているということが強みだと思っています。
あらかじめ顧客がいるからこそ、新しい価値を提案しやすいと思いますし、既存店舗だからこそ、高付加価値メニュー」による高単価の提案が、「新規サロン」よりもしやすいと思っています。

既存店舗が多くの美容室に勝てる唯一の強みは「顧客を持っていること」でしかないと思っています。
その顧客層が他と競合しにくい「高単価の顧客層」だとしたら、近隣に新規のサロンがオープンしたとしても店舗にとって「脅威」にはなりにくいと感じています。

統計データによると「美容室は3時間に1店舗のペースで増えている」そうですが、新規サロンでいきなり「高価格帯のサロン」をオープンするのは難しいと思っています。

競合他社に負けない既存店舗としてのポジションづくりに取り組んでいきます。

■社員の「豊かな生活の実現」のため
はじめにも書いた通り、時代の変化に対応して「価格改正」を行うことは、社員の「豊かな生活の実現をするためです。
新たな「価値」を作り、競合しないサロン作りに取り組むことは、今取り組むべき重要な課題です。

美容室の「価値」を生み出すのは「人」でしかありません。
そして美容室でいう「人」というのは「スタイリスト」だけでなく「ケアリスト」や「レセプション」まで含めた一人一人の「成長」が課題になっています。

料金改正に責任を持つのは「スタイリスト」だけではなく、スタッフ全員です。
一人一人がお客様にとって最善の「美容家」になれるように頑張っていきましょう。




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