スタッフのきずなづくり

先日、美容学校の先生とも話をしていたのですか、美容業界の離職率ってすごく高いですよね。

美容室の離職理由は多くの場合、サロンとのミスマッチであったり人間関係のギャップです。

IMSでよく言われますが、求人の一番の理由は「労働力の確保」ではありません。

求人の一番の理由は「同じ志しを持った仲間を増やす」こと。

お客様のため、自己実現のため、自分たちの豊かな生活のため…。

ただの労働力ではなく、仲間としてのスタッフの絆づくりに取り組んでいきたいと思っています。

以前書いていたものですが、離職しない環境づくり、入りたくなる環境の中づくりに取り組んでいかなければと感じました。

今日も頑張っていきましょう。

■美容師離職率
1年目 50% (21歳ぐらい)
3年目 80% (23歳ぐらい)
10年目 92% (30歳ぐらい)

って一般的には言われています。

そして、1サロンでの平均勤続年数は2年だそうですね。

■美容師の高い離職率の理由ですが
・「人間関係」 37%
・「イメージとのギャップ」 30%
・「仕事が辛い」 13%
・「労働条件面(給与、勤務時間)」7%

参考【出展:d.hatena.ne.jp】
http://d.hatena.ne.jp/yononaka-kaizen/touch/20110308/1299580810

となっているみたいですね。
以下、勝手な僕の見解になってしまうのですが少しまとめてみたいと思います。

美容師って、一般的に「ブラックな職場」だと思っています。
労働環境も決して良いとは言えないですし、労働時間以外の拘束時間もある。
アシスタントのうちは決して給与もいいとは言えないですよね。

それでも離職の理由の上位には「労働条件面」って、あがってこないんですよね。
「仕事が辛い」っていうのも、上位には入ってこない。

これって、かなり問題だと思っています。

なんでって?

それは、具体的な答えがないっていうことなんだと思っています。

仕事が辛いというなら、具体的に何が辛いのか?どう改善すればいいのか?
スタッフにヒアリングして改善していけばいいですよね。

労働条件面が問題なら、休みが欲しいのか?お給料が欲しいのか?短時間勤務がいいのか?
これも、スタッフにヒアリングすることで具体的にしていくことができますよね。

そしてこの2点は、人の問題というよりも会社としての仕組み、業務プロセスの問題だったりするので、改善って加えやすいんですよね。
問題点が人ならば、人を教育しないといけないけれど、仕組みが問題なら仕組みを変えればいい。
仕組みを変えるのも限界はあるけれど、仕組みを変えるのはすべてのスタッフにとっても平等なことなんです。

でも、人を変えるのは「平等」ってひとくくりじゃいかないですよね。
お互いの想いもあるし、1対1の問題だけでもない。

美容室を離職する理由の一番が「人間関係」ですもんね。

同じ「志」を持った人たちの集まりで、同じゴールを見ているはずなのにすれ違ってしまう。
お互いに傷つけあってしまう。
人間関係の問題点とか、本当にやめたい真意って表面化してこないので、解決しにくいし、表面化してきたときにはもう遅いことも多いですよね。
お店として、スタッフの心のケアをしていくことが大事なのかもしれません。

でも、その「人間関係」よりも、もっと問題だと思っているのは「イメージとのギャップ」だと思っています。

■一番の問題点は「イメージとのギャップ」
美容師を目指して美容学校に入学した学生がちゃんと卒業をしているのは「ギャップ」を感じていないからだと思うんですね。

でも、美容室に入ったら「理想と現実は違った…。」ってことなんですよね。

学生と社会人では、同じものさしでは測れないのですが、結果はこうなんですよね。
美容学校が問題なのでしょうか?
美容室が問題なのでしょうか?

僕は、美容室が問題なのではないかと思います。
※そう考えないと改善もできませんからね…。

「いろいろやってみたい」
「もっと成長したい」
「おしゃれでかっこいいことをしたい」

たくさんの希望をもって入ってくる美容師の卵たちにの夢に知らないうちに「ふた」をしているのかもしれない。
サロンが考える「売上」であったり「生産性」というものさしの中で、枠を作っているかもしれません。

まずは、シャンプーに受かることが先。
1日でも早くスタイリストになることが先。

どっちも大切です。
一番大切なのは「お客様目線になる」ことなので、ここを追求することは大事ですよね。

でも、どこかでスタッフ一人一人が「やってみたい」と思うことや「美容師を目指した原点」があるのなら、それを叶えてあげる「やり場」づくりは必要なのかもしれません。

美容師が楽しいと思えること。
仕事を好きと思える瞬間をたくさん作ること。

これは経営者にとって重要な仕事だと思っています。

「やりたいこと」が叶えられる職場であれば、人間関係の壁は通過点でしかない。

仕事を通じて自己実現できるように頑張っていきましょう。




コメントを残す