10月になると考える最低賃金について、

10月からは京都府の最低賃金が856円に…

値上げを考える事について書くのですが、値上げに見合った価値づくりについては今回触れません。

今、色々な業種で「値上げ」という言葉を聞く事が多いですよね。

多くの場合は製造業が材料費の価格高騰のため、為替変動のため…という理由で値上げに踏み切っています。

割とハッキリ言いやすいんですよね…。
材料費が上がりましたって…。
美容師さんのように、材料費といっても技術売上に占める割合が低い業態であれば、さほど価格高騰の影響を受ける事はありません…。

美容師さんが一番に影響を受けるのは人件費…なのです。
サービス業、技術者といった業種は原価こそかかりませんが、売上に対して人件費が占める割合がとても高いのです。

だいたい人件費は45%〜55%を占めるといわれています。
高いところでへ60%を超えることも珍しくありません。

そこで、なぜ美容師さんが値上げを考えていかなければいけないのか?
それは昔に比べて人件費が高くなってきたから…。

①最低賃金の上昇
②社会保障の充実を促進
最低賃金の上昇に関して言えば、おおよそ10年前の2005年と比べて、全国の最低賃金が116.7%も上昇しているのです。

◼︎最低賃金の全国平均
2005年 668円
2010年 730円
2014年 780円

という風に推移しています。
10年前に美容師のアシスタントを経験している世代でいえば、昔のアシスタント給料と今のアシスタント給料では雲泥の差があると思っています。

そこに加えて、社会保険への加入をしたとすると、法定福利費が増えるので実質の人件費は10%以上、上昇することになります。

最低賃金の上昇と社会保障の充実などを測る中で、10年前と比べて人件費の安い負担は130%ほど上がっているのではないでしょうか?

美容師の人件費は、製造業でいうところの原価(材料費)とも捉えられます。

美容師さんの施術が商品です。

そう考えると、材料費が高騰していることも、美容師の人件費が上昇していることも同じ事だと思うのです。

しかしながら、10年前と比べてどうでしょうか?

美容室メニューの料金って大きく変動したのでしょうか?

そんな事ないですよね…。
多分、業界の単価の推移を見ても大きく変わってはいないと思っています。
だからこそ、これから新しい価値づくりをする事も大事…。

素直に、時代の流れです…と言って値上げをする事も大事なのではないかと思うのです…。

なぜ簡単に値上げができないのか?
それは競争が激しく、美容師がレアではないからです。

希少価値がないから、価値づくりがしにくいのだと思っています。
しかしながら、しっかり値上げしているいきましょう。

それだけの値打ちを出していきましょう。




コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください