粗利益も考えた販売管理

物販の粗利益率を考える

経営的な視点で考えていくと物販の粗利益の管理をしていくことと、利益が生まれ始めるキャッシュポイントのボーダーラインをしっかり知っておくことは大事だと思っています。

技術と違って、時間がかからずに作れる売上として注目されるのが、やはり物販。

美容室のあるあるなのかもしれませんし、自社のあるあるなのかもしれませんが…。
よくキャンペーンで2ヶ月間で100個商品を販売するので、100個仕入れます!というような企画。

売上ベースで考えていくと、もちろん数字を作れる企画で、数字が上がるからこそ達成感も得られる企画だと思うのですが、利益…というベースで考えていくと、しっかりとプランニングしていかないと結果、利益を減らしてしまう…ということにもつながりかねません。

■物販の利益の公式
どの業種も物販といえば、おおよそ同じくらいの構造だと思うのですが…。
『販売価格 ー 仕入価格 = 粗利益』だと思います。

比率でいえば
『販売価格(100) ー 仕入価格(65) = 粗利益(35)』
ぐらいでしょうか?

上記の通り100個仕入れたとすると、

①通常価格で販売した場合、65個販売できた時点で仕入金額を支払える状態になります。
【黒字化】66個目からの販売が利益につながります。
【赤字状態】販売が65個に満たない状態。

②これが定価ではなく、10%オフのキャンペーンなどになると、販売しなければいけない数が増えてきます。
この場合の黒字化できる個数は73個販売できてから…ということになります。
【黒字化】73個目からの販売が利益につながります。
【赤字状態】販売が72個に満たない状態。

③キャンペーンをして、さらにスタッフに10%の歩合還元をする場合。
【会社に残る利益は】
『販売価格 ー 仕入価格 ー 歩合 = 利益』
となります。
キャンペーンで割引した場合は
『販売価格(90) ー 仕入価格(65) ー 歩合(10) = 利益(15)』
になります。

この場合、利益につながる必要な販売個数は84個。
【黒字化】84個目からの販売が利益につながります。
【赤字状態】販売が83個に満たない状態。

こうやって考えていくと、2ヶ月で100個売ります!と言って、一気に仕入れてしまうと1ヶ月目の50個が目標達成したところで、利益ベースで単月で見ると赤字…というキャンペーンになってしまいます。

そうゆうことも踏まえて、次回のキャンペーンも、予約販売をする…。仕入れ管理をする…。などの対策を考えていきたいですね。




コメントを残す

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.