一人一人のコスト意識を醸成する

粗利益を上げる

粗利益率が2%変わるだけで、大きく業績が変わる。
「粗利益」は「付加価値額」や「創造高」とも言われることがありますが、粗利益というのはお店の売上額から原価を引いた金額になります。

技術売上から使用材料費を引いた金額。
商品売上から仕入額を引いた金額。
という風になるでしょうか?

つまり、原価を引いた粗利益というのは、私たちが技術や接遇などのサービスによって生み出す付加価値そのものなのです。

会社として適正な利益を確保していくために、さらに利益を出して社会に貢献していくためにも、粗利益の確保は大切なものとなってきます。
売上額を上げること、粗利益率を高めて(材料費を下げて)いくことは、どちらも大切なこととなってきます。

美容室のように技術売上と商品販売売上が混在している業種では、一概にこの粗利益率という風に示すことは難しいですが、それでも、粗利益率を下げていくことも大切。

冒頭にあるとおり、粗利益を2%下げることができるとどうなるか?
例えば年商1億円のサロンであれば、節約による200万円の利益の改善がみられます。
もしこのサロンが、一人当たり生産性80万円のサロンだとすると、一人当たりおおよそ20万円の節約による利益を生むことができます。

では、どうやって粗利益を高めていくか?
と、考えると、美容室の売上の構成比が高いものは技術売上になるので、技術使用材料費を見直していくことが大切ですね。
商品販売で考えると、仕入れたものは定価で売り切る。の一言しかありません。

技術使用材料費でいうと、使用グラム数を減らしていくことが大事。

たとえば、ヘアカラー。

6000円の料金をいただいて、60g / 600円のカラー施術をしたとすれば、材料費は10%ということになります。

それが材料費の使いすぎしてまうと。
6000円の料金をいただいて、80g / 800円となり、材料費は13%を超えてしまいます。

2%下げる…というのは、数字の話だけでタラレバですが。
使用カラー剤を減らして48gでカラー施術を行うことで実践できます。
6000円の料金をいただいて、48g / 480円となり、材料費は8%を達成することができます。

じゃあ、いま急務なこととして、節約することが急務なのか?というとそうではありません。
いきなり節約しすぎることのリスクはクオリティーの低下です。

まずは、現状を知り、無駄を知ることです。
節約を先に考えるよりも、無駄を知り、無駄を減らしていくことで、結果節約につながると思うのです。

会社というのは、皆さんの家計と全く同じです。
ボールペン一つとってもお金、コピー用紙一枚もお金なのです。
一人一人がコスト意識を持てば利益は変わる。

今日も1日、頑張っていきましょう。




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