給与の考え方はこんな感じかな。
自分の頭の整理のためにも給与の考え方を書いておこうと思って。
あくまで美容室の場合で考えてみました。
◼︎売上 × 粗利益率 × 労働分配率
があくまで大前提なのです。もちろん。
粗利益率はだいたいですが85〜95%でしょうか?
労働分配率は40〜50%で考えます。
※社会保険は考えるとややこしいので、無視して考えてみます。
その①
例えば、
粗利益率 90%
労働分配率 40%
で考えます。
※かなり安月給だけど計算しやすいので…
売上50万円だった時に
粗利益は45万円
そのうち給与の分配は
18万円なんですよね。
これが労働分配率 50%でも
22万5千円
一人当たり生産性が50万円なんですが
スタイリストの給与って、かなり安いですよね。
その②
アシスタントがいる場合の給与の分配
売上 × 粗利益率 × 労働分配率
から、アシスタント給与を引きます。
スタイリスト1人
アシスタント1人
の場合。
売上100万円
粗利益率 90%
労働分配率 40%
アシスタント給与15万円
の場合
粗利益 90万円
給与分配 36万円
アシスタント給与引き後
21万円
になります。
労働分配率50%で
給与分配 45万円
アシスタント給与引き後
30万円
になります。
なんとなくイメージわかりますでしょうか?
美容師の所得アップの基本は2点です。
①一人当たり生産性の向上
②粗利益率の改善
しかありません。
◼︎現場を離れたオーナーの所得はもっとシビア
労働分配率は基本的に50%が上限だと思います。
労働分配率を何%に設定するかは経営感覚になります。
ただ、労働分配率の40〜50%のここの最大で10%からしか、基本的に現場を離れたオーナーや幹部の給与は出せないと思っています。
これ以上に出すのは、家賃交渉、利益率の追求など、経営努力がなければ出てこないと思っています。
このシビアさを捉えて、経営や人材の育成を考えていかないと、そもそも業界の水準は高まらないと考えています。
僕自身は、生産性の向上とともに、本業以外での純利益の取れる業態開発をしていかないといけないと思っています。
また、この辺の具体的な施策については、またの機会に考えてみます。
僕が給与体系を試算した時のExcelのファイルをダウンロードできるようにしておきます。
良ければいろいろシュミレーションしてみてください。
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