1時間あたりの生産性を考える
美容室において1時間あたりの生産性を高めていくことはすごく重要だと思っています。
前に稼働率を考えるときにも少し時間生産性に関しても少し書いてますが…。
リラクゼーションのマッサージに例えるとわかりやすいと思います。
例えばマッサージの場合
60分 6,000円だったりとか
60分 4,980円だったりとか
施術メニューと施術時間によっていただける料金が決まっていますよね。
なので、時間あたりに上がる売上がわかりやすいです。
1時間あたり、6,000円なのか、5,000円なのか…。そこに対して稼働率を掛け算していくと上がるであろう売上を計算することができますよね。
美容室の場合は、メニューに対して施術料金を頂くので、どれだけ時間がかかっても、時間が遅くなってもいただける料金は変わらないですよね。
そう考えたときに、美容室は1時間あたりどれだけの生産性があればいいのでしょうか?
そんなことを考えたことはありますか?
僕が以前に勤めていた会社では「10分1,000円の仕事をしなさい」と言われていました。
その時はよくわからなかったのですが、今はそうだなぁって思います。
いろいろ考えてみて、店の性質によって違うと思っているのですが、ちょっと考えてみたので書いてみますね。
■時間単価5,000円
スタイリストが1人でお客様を接客するスタイリストのみのサロンの場合だと、最低でも5,000円の時間単価は必要だと思っています。
1日8時間働くとして
最大 40,000円の売上が上がりますよね。
稼働率が、8割として32,000円ですよね。
※稼働率8割っていうと、1日に1時間は手の空いている時間がある計算になります。
週休2日で働いたとして22日勤務だとすると、売上704,000円になりますよね。
このくらいの生産性があれば、いいくらいですよね。
■時間単価8,000円
スタイリストだけでなくアシスタントのいるサロンの時間単価はこのくらい必要だと思っています。
1日8時間働くとして
最大 6,4000円の売上が上がりますよね。
稼働率が、8割として51,200円ですよね。
22日勤務だとすると、売上1,126,400円になりますよね。
アシスタントをまるまる1人でなく、0.5人計算で仕事できていたら、一人当たり生産性も750,000円といい数字が出ますよね。
そうやって考えていくと、スタイリストがいかにアシスタントと連携しながら複数人のお客様を担当できるか?が鍵になってきますよね。
カラーカット8,000円のお客様を2時間の間に2人施術できればだいたい時間単価8,000円くらいの仕事になりますよね。
結構お店でも、新しいメニューを考える時などは、どのくらいの時間で施術ができて、どのくらいの料金をいただけるのかを考えながらメニュー化を考えていったほうがいいですよ。
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