お客様を来店させる動機付けについて考えたことはありますか
簡単なのは割引による来店の動機付けですよね?
この時期多いのは、夏休みに入ったのでキッズカットのキャンペーンとか多いですよね。
夕方以降キッズカット1,000円とか、半額とか割引でお客様を集客しようとしている場合とか多いですよね。
確かに、割引でお客様を呼ぶのってとても簡単ですよね。
でも、割引で来られるお客様って、当たり前の話ですが通常料金に戻った時にはもう来てくれないですよね。
「気に入ってくれたら、また来てくれるかもしれないから割引できっかけ作り…」
ってサロン側は思うのかもしれないのですが …。
お客様って、その値段だから来ているわけで、そもそもその値段以上の価値って求めてないと思うんですよね。
だからクーポンサイトやポータルサイトからのお客様って、再来率が悪かったりしますよね。
そう考えていくと、集客 = 割引 というのは安易にしてはいけないと思うんですね。
今すぐの売り上げが欲しいのなら別だと思いますが…。
で、お客様を来店させる動機付けってどんなのがあるでしょうか?
あるサロンでは、夏休みジュニアカットキャンペーンとしてこんな事をしているそうです。
■平日16:00以降ご来店のキッズカットのお客様に下記いずれか無料でさせて頂きます。
①簡単ヘアアレンジで仕上げます。アレンジの仕方教えます。(女の子向け)
②伸びてきた前髪の切り方教えます。
③お母さんの前髪カットをさせて頂きます。
平日夕方の少し開く時間を有効活用して、こうゆう事をしているそうです。
で、入客させるのはデビューしたくらいの若手スタイリストにさせるそうです。
若いスタイリスト(特に女の子)はヘアアレンジとか好きな子が多いです。
割引で集客して短時間でたくさん入客させるよりも、通常の料金でお客様により喜んでもらえるようにしている方がスタイリストも楽しく仕事ができますよね。
あと、割引でカットしちゃうとお母さんがせっかく付いてきてもお金を払ったあとはお買い物行っちゃいますよね?
でも、アレンジ教えますとか、前髪切りますってしているとお母さんも外に行かずにお店に居てくださるんですよね。
そうすると、お母さんともコミニュケーションとる事ができますし、次回のご提案やご予約につながるかもしれないですよね?
そして、お帰りの際に「この時間は空いているのでまた来てくれたら他のアレンジも教えますよ」って声かけしたら、また来たいと思っていただけるかもしれませんよね。
予約の分散にもなりますし、暇な時間を作らない対策になるかもしれません。
お店の状況によって、取り組める事は変わってくると思いますが、いろいろ考えてみてもいいかもしれませんね。