レッスンをしないアシスタントって大丈夫なの?
最近感じることなのですが、社内の技術検定に取り組む姿勢やコンテストに取り組む美容師(特にアシスタント)さんのレッスン姿勢を見ていて思うことです。
そのレッスン量・質で大丈夫…なの???
って、思う時があります。
みんながみんなでは無いですよ…。
社内がみんなそんなんだったら会社潰れちゃう…。
でも、数名いるんですよね。
ちょっと温度の低いアシスタントさんたち。
もちろん会社の環境であったり、先輩たちの指導が悪いということもあるとは思うのですが…。
本人の姿勢や資質だよね…と思うこともしばしばなわけで…。
どう考えても、毎年スタイリストデビューするまでの期間が伸びているよなぁ…って気がするんですよね。
会社としては検定の仕組みを見直したり、いろいろしてみんですよね。
で、実際には会社が考える「育成」のスピードにのってくれる子もいるわけで、決して検定の合格基準が厳しいとかいうことは無いと思っています。
そうなってくると、デビューまで時間のかかるアシスタントと早くデビューするアシスタントの差はなんだろう…?
って、考えるんですが、結局は「レッスンの量と質」の差だなぁって感じてしまします。
もうひとつあげるなら「目標設定」があるかどうか?
スタイリストになることがゴールになっているのか?
スタイリストになって、お客様に支持いただける美容師になることがゴールなのか?
この差は大きいと思っています。
スタイリストになることが「通過点」であれば、検定でつまづくことなんか、どうってこと無いんですよね。
でも、スタイリストになることがゴールになっていると、検定でつまづくことが、大きな壁になってしまうと思います。
そのレッスン量・質で大丈夫…なの???
って思う一番の理由は「それでお客様から自信を持って料金をいただけるの?」
と感じてしまうからです。
美容師さんがお客様から高額な施術料金をいただける裏付けは「技術力」とその技術を身につけるために費やした「時間の投資」でしか無いと思っているからです。
一般的に、新しく何かを習得するためには1,000時間必要と言われるそうですね。
新しく英会話を始める。
新しくゴルフを始める。
など、ある程度一人前に、人に自慢できるぐらい身につけようと思うと、だいたい1,000時間ぐらいだそうです。
そして、それだけ時間を費やしたという「自負」があるからこそ、自信持って人に自慢できるんだと思います。
そこに、さらに仕事として「お金をいただく」ということを考えるなら、1,000時間で足りるのでしょうか?
前にも「みなさんに知ってもらいたい美容師さんのこと」って書きましたが…。
http://nobu.website/message/1248
本当に美容師さんって、すごいと思っています。
だからこそ自信を持ってお客様から料金を頂けばいいと思うのですが、その前にちゃんと時間の投資をしましたか?というのが前提です。
なんとなくレッスンして、なんとなく検定に受かって、なんとなくスタイリストになれた…。
そんなので自信持ってお客様からお金をいただけるでしょうか?
絶対スタイリストになる!
どの同期よりも早くなって、一番お客様に支持される美容師になる!
って、頑張って、1日でも早くスタイリストを勝ち取ったアシスタントだからこそ、お客様に自信を持って自分の技術を提案できるのではないでしょうか?
何が正しいって無いと思うのですが、最近のアシスタントさんを見ていて感じたことなので、ちょっと書いてみました。
若い頃の苦労は買ってでもしろって、いいますよね。
若いうちの少しの期間だけでも頑張って自分に投資してみませんか?
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