”良い美容師というのは、お客さんの顔の形、デート用か、就活用かなどのシチュエーション、若く見せたい、落ち着いて見せたいという希望から、その人にとって最適な髪型を提案できる美容師だ”
と話したのは、ある化粧品会社の取締役。
お客様に似合うヘアスタイルは「美容黄金比率」という数値で表すことができるそうです。
つまり似合う髪型は、理論的に数値化して提案できるそう。
理論があるということは、ちゃんとカウンセリングさえ学べば、誰がカウンセリングしてもそこまで際のないカウンセリングができるということになりますよね。
そして、この記事によると「美容黄金比」を使って施術している美容師さんは、「美容黄金比」を使用しなかった美容師さんに比べてお客様の「再来店比率」が高かったそうです。
なんでも「アプリ」開発中とのことで、来年の4月には、「自分に似合う髪型」を選んでくれるアプリを発売する予定とのことです。
写真を撮って、簡単な質問に答えるだけで「美容黄金比」をもとにして、似合う髪型をシミュレーションしてくれるそうです。
そうやって考えていくと、美容師さんの仕事の一部は「コンピューター」に取られてしまうかもしれませんね…。
それでもこうゆうサービスがアプリで発売されることを考えると、お客様とカウンセリングを通じて、お客様をコーディネートしていくこと、コンサルティングしていくことには、すごく価値があることなのかもしれません。
あの美容室にいくと、可愛くしてくれる…、だけでなく、 似合う髪型や髪色を「ちゃんとした理由を添えて」教えてくれる…、ということが、お客様に対しての付加価値作りになるのではないでしょうか?
でも、こういう理論って「教育」につながると思うんですよね。
美容室や美容学校では、髪を切る技術や手法は教えるけれど、似合う髪型やその理屈を教えることってほとんどないんですよね。
自分で勉強しなさい…、とか、感性は教えられるものじゃないから…、とか、言ってしまえば、それで終わりですもんね。
あとは、本人次第…。
そういうことを考えていくと、お店でオリジナルの理論やスタイルを作って教育していく、というのもいいのかもしれませんね。
これ、参考になった記事です。
http://thepage.jp/detail/20150830-00000004-wordleaf
今日も頑張っていきましょう。