教育改革実践家の藤原和博氏のある記事に書いてあったことになります。
目次
稼ぐ力のある人になるためには、自分を「レアカード化」するという事が大事だそう。
一般的に稼ぐ力があるひとというのは、簡単に言うと時給が高いひとという事。
シニアコンサルタントとファーストフードのアルバイトでは時給の差が100倍も違う。
その差が生まれる理由は、ひとつしかありません。と断言されています。
そしてその差が生まれる理由は「希少性」との事。
例えばカードゲームの「レアカード」ですが、それこそまさに数が少ないという事実がそのものの価値を高めているんですよね。
■「100人に1人」になる方法
それぞれの分野で「100人に1人」のプロフェッショナルになるためにはおおよそ10,000時間、懸命に取り組む事が必要だと言われています。
■「レアカード化」していくためには?
ある分野において「100人に1人」のプロフェッショナルになる事が出来たら、違う分野でまた「100人に1人」のプロフェッショナルになれるように努力する。
そうして第2の分野、第3の分野でトップとして認められるように努力する。
それぞれの分野で100人中のトップとして認められる事が出来たら、100×100×100で、100万分の1人の存在になる事が出来ます。
そうして、自分を「レアカード化」して希少性を高めていく事が大事。
ざっくり記事から読み取った事をまとめました。
美容師において自分の希少性を高めていくためには?
美容師さんのタイプってすごく多様性があるので、一概にどう…っていうのはありませんが、自分のタイプを知る事も大切だと思います。
自分にはどんな強みがあるのか?
自分はどんな事に関心を持っているのか?
自分が100人のうち1番を取れるものはなんなのか?
美容師さんってすごく技術に特化しようという方が多いのですが、「技術」って美容師さんの共通項目ですよね。
「技術を磨くために頑張ってます」って言っても、みんな頑張ってて当たり前ですよね。
じゃあ、美容師さんや美容室は、どういた事で「100人に1人」を目指せばいいのでしょうか?
このあたりはひとによって違うので、それぞれに見つけられればいいと思います。
「技術」と切り取ると共通項目ですが、「創りたい女性像」や「得意なヘアスタイル」などは、差別化できる項目かもしれません。
トリマーサロンはよそのサロンとの差別化をはかるために「犬種」と「ヘアスタイル」で特化戦略をとるそうです。
①トイプードル × テディーベアカット
②ポメラニアン × 柴犬カット
などというふうに絞り込みをする事で希少性を高めているようです。
自分は、どの分野でトップを取るか考えてみてもいいかもしれませんね。