これは店販講習で講師さんが言われていた話になります。
どれだけ腕の良い美容師さんでも、お客様のヘアケアの状態が悪ければ「再現性」の高いスタイルは作れない…。
本当に腕の良い美容師さんというのは「デザイン」よりも先に、お客様の素材管理を徹底して提案し「再現性」のあるスタイル、エイジングを感じさせない「素材づくり」を優先するそう。
お客様が、通えば通う分だけ髪の毛が綺麗になっていく…。
素髪に近づいていく実感を得られる…。
同じ職人と呼ばれる仕事でも、料理人は素材を選ぶ事ができる。
美容師は素材を選ぶ事ができない…。
素材づくりをする事が、自分の作るデザインの「再現性」を高めてくれる。
だからこそ、ヘアケアをお客様に提案する事が大切と言っておられました。
今日も頑張って行きましょう。