ある経営者の方から教えてもらったことになります。
学びの目的をどこに置くか…。
美容師さんはとても勉強熱心なので、勉強会に参加されたりとか、学ぶことに対してまじめ…。と言われます。
しかしながら「学ぶこと」で完結している方が多い…というのも現状だそうです。
特に最近で言えばプレゼンテーションにおいて、プレゼンするためのツールが進化して、パワーポイントや動画など、ホワイトボードを使わないで、スマートに進める勉強会やセミナーも多いそうです。
しかし不思議なもので、パワーポイントで講演を進めていくと、メモを取る人…というのが少ないそうです。
どうしてもパワーポイントで進めてしまうと、文字数が多くなったり、図形が多くなったりと、なかなかメモが追いつかない…ということになるそうです。
そして、最近はパワーポイントや板書をスマホで取る方が多いとか…。
伝え方、学び方は時代とともに変化していくものなので、どうあってもいいと思うのですが、大切なことは学んだことを振り返ることがあるのかどうか?ということ…。
学びの目的は知ることではなく、できるようになることが、最低限のゴールではないでしょうか?
その方が言っていたのは、学んだことを活用するまでのフェーズがあるそう…。
フェーズ1「学ぶ」
情報として自分に有益になるものを知識とりいれること。
フェーズ2「行う」
有益な情報として入れたことを自分の実体験に置き換えるため、自分のスキルとして修得するために行動に起こすこと。
フェーズ3「伝える」
自分が体験したこと、自分が身につけたスキルを人のため、組織のためにアウトプットして、個人から組織へとナレッジの共有をしていくこと。
というフェーズを踏まえて、自分が学ぶことのゴールをどこに持つのか?を明確にして、学んだ時間を有益なものとして、費用対効果を意識することが大切なことだそうです。
そのためにも、学ぶことで完結するのではなく、学んだことを活かすための学び方が大事。
そして、誰にでもできる簡単な学び方は『自分がちゃんと読み返すことを前提としてメモ』することだそうです。
に学び」から「行う」にしていくためにも、まずは読み返せるメモを取ることが、誰にでもできる簡単な学び方だそうです。
今日も頑張っていきましょう。