人を幸せにする業
12月ももうすぐ半ば、いつもありがとうございます。
これから先、人の仕事をコンピュータが取っていく時代になると言われています。
スーパーのレジに続いて、コンビニのレジも機械化が進むと言われています。
レジをコンピュータで代用すると、おおよそ1割の人件費を削減できるそうです。
人件費が占める割合が3割から5割程度なので、人件費の1割カットは経営からすると大きなインパクトがあります。
そのため、これからも様々な機械化が進むと言われています。
仕事を区別するのは良く無いですが、いわゆる「作業」として行われるものは、コンピュータに取って代わられる可能性が高いでしょう。
レジという仕事も機械化では代用できない新しい価値がなければ、人がやるべき仕事を作り出すことは難しいです。
美容の仕事も「作業」として行うものには代用される部分もあるかもしれません。
「洗浄する」という作業だけであれば、オートシャンプーの機械もあるのです。
シャンプーを人がする「人にされたい」という価値観があるからこそ、仕事としてなりたっているのかもしれません。
シャンプーなんて…と、手を抜いた瞬間にアシスタントからシャンプーという仕事は奪われてしまうのかもしれません。
あくまで仮説ですが、機械化の流れに仕事を奪われない仕事とは「人を幸せにできる仕事」だと思います。
もっというと「人を幸せにしようとする姿勢」だと思います。
会社として、人を幸せにしようとする姿勢を持った仲間を増やしていきたいと思っています。
そして会社としての価値づくりの領域でいえば「生まれてから死ぬまで通えるお店」という価値づくりをしていきたいと思っています。
お客様が一生通ってもらえるお店とは…。
一番は人づくり…。
人が育つこと、人がやめないことだと思っています…。
美容を諦めてしまう…。
会社に残れず独立してしまう…。
年齢やライフスタイルによって仕事を続けられない…。
こうゆうことを解決して、魅力的な会社づくりをしていくことが課題と感じています。
そしてお客様の人生を想った価値づくり…。
年齢を問わず通ってもらおうと思うとデザインだけではなく、エイジングケアやヘルスケアも大事…。
年々平均寿命は伸びていると言われますが、健康寿命はそこまで大きな伸びを見せていません…。
ほとんどの人が人生を全うする前の10年間はベットの上で過ごすと言われています。
自分たちにできることは、健康で長く美容を楽しんでいただくこと、美容院に来れなくなった後も美容を楽しんでいただける環境づくりをすることも機械化されない「人を幸せにできる仕事」につながると思っています。
エイジングマネジメント、訪問美容なども視野に入れていかなければいけないかもしれません。
残り12月も半分、目の前のお客様に幸せになっていただけるように頑張っていきましょう。