ケアリストの生産性
最近、高校求人の見学が多く入って、採用に繋がりそうな少しの手応えも感じているのですが、同時に考えたいことは、入社したてのの子達のやりがいづくりと生産性について。
やりがいづくりに関しては、離職率の低下のためにも必要だし、向上欲を高めて、少しでも早く成長してもらうためにも、会社としての取り組みで、何か考えていかなければいけないと感じています。
そして経営の観点から見れば、生産性を持たせること…。
売上を作るまでの給与はスタイリストがケアリストの分まで売上を上げていかなければなりません。
最低賃金がこの10月から上がります。
今までと同じ成長速度であれば、単純に経営が厳しさを増して行きます。
ケアリストがスタイリストの生産性を上げるために大きく貢献できる教育をして行くのか、ケアリストが個人で生産性を上げられるように教育をして行くのか、選択をしていかなければいけないと感じています。
そして、スタイリストも責任を持って売上を作る…。
社会保障や税金が高くなって来て、売上の何倍を上げなさい…。という基準が昔と比べて大きく変化をして来ています。
業種によって違いますが、美容関連では給与の3倍の売上を上げなさい…と言われます。
材料費、その他経費、社会保障にかかる費用などを考え、会社の利益も考えて行くと、だいたいそのくらいの売上が必要になって来ます。
給与25万円のスタイリストが、給与18万円のケアリストをアシスタントにつけているなら、だいたい130万円の売上を作りなさい…と、言われています。1人あたり65万円…と言う基準でしょうか?
単純に給与を増やそうと思うと、1人あたり生産性を高めていかなければなりませんね。
お金の話ばかりになってしまいましたが、経営の観点から見るとこんな感覚です。
こないだ教育担当の方と話をさせていただいた時に、言っておられたことで「早い子は1年でデビューします」という話がありました。
デビューさせるカリキュラムは時代とともに変化させています…と。
卵が先か…というような話ですが、時代に合わせて、重要なことを選択し、教育を変化させているそうです。
同じく言っておられた事は「1年で100万円スタイリストには育てられる」と言うことも言っておられました。
若手の活躍のためにも、いろいろ考えて行きたいですね。
今日も頑張っていきましょう。