売上だけでなく利益も考えてみよう
こないだはカフェのミーティングをしていたのですが、美容室とカフェの違いといえばたくさんあるのですが、ひとつ挙げるなら原価の違い。
美容室のように原価率が10%前後に収まる…ということはありません。
メニューの展開や集客方法、お店のスタイルによって原価率は変わりますが、大抵は30%を超えてきます。
単純に集客につながるから…と、安易な値引きはなかなか利益に繋がらないもの…。
売上120%達成したからといって、利益が変わらなかった…。むしろマイナス…。ということもよくあること…。
美容室では、なかなか原価が上昇して、利益を割る…ということはあまりないのだけれど、美容室で起こりやすいのが、生産性の低下…。
キャンペーンだから…と言って、普段10分1000円いただけるメニューを10分500円の生産性に下げてしまったり…、結局値引きしたのに、思うような集客につながらなかったり…と、これは、美容室によくあること。
美容室は原価率よりも、人件費…、生産性…について考えた方がいいように感じています。
メニューを考えるときに…おおよその目安は、原価率が20%以下のメニューであるか?ということ。
10分1000円いただけるメニュー構成になっているか?ということはある程度の目安…。
この辺りの計算も立てていかなければ、カラーカット…を売りにしている方が、まだまだ生産性の計算がしやすいもの…。
そうは言いながらも、1番の簡単にできる利益の作り方は、売上を上げることと、材料比率を下げること…。
いろいろな無駄…について考えていきたいですね。