「ボブにしているけど、最近なんだか広がる」
「美容室ではきれいにまとまるのに、自分で乾かすとうまくいかない」
「耳の横が膨らんで、頭が大きく見える気がする」
そんな悩みはありませんか?
ボブは、シンプルだからこそ髪質やくせ、カットのバランスによって仕上がりが変わる髪型です。
40代になると、以前とは髪の状態が変わってきたと感じる人もいます。でも、ボブがまとまらない原因を、すべて年齢のせいにする必要はありません。
カラーやパーマによるダメージ、アイロンの熱、もともとのくせや生えぐせ、そしてカットの形。
原因によって、必要な対策は違います。
ゆっこさん
のぶさん
今回は美容師の視点から、ボブが広がる原因と、カットでできること、自宅でできることをお話しします。
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Table of Contents
ボブが広がる・まとまらないのはなぜ?
ボブが広がる原因は、大きく分けると「髪のダメージ」「髪質やくせ」「カットのバランス」の3つです。
もちろん、ひとつだけが原因とは限りません。
ヘアカラーやパーマを繰り返した髪は、状態によってゴワつきやパサつきが出ることがあります。
毎日のアイロンやブローによる熱の影響が重なっている場合もあります。
毛先が硬く感じたり、手触りが悪くなったりすると、ボブ特有のまとまった毛先のラインが作りにくくなることも。
この場合、傷んだ部分をカットすることで改善できることがあります。
ただし、傷んでいる部分をすべて切ると、希望している長さが残せないこともありますよね。
そんなときは、ダメージが残ることを踏まえながら、毛量や形を調整していくこともあります。
「傷んでいるから短く切るしかない」とは限らないんです。
髪のうねりや広がりは、ダメージだけで起こるものではありません。
もともとのくせが強い人もいれば、襟足や顔まわりの生え方によって、特定の場所だけ浮いたりはねたりする人もいます。
例えば、襟足が上向きに生えている場合、短く切ることでかえって浮きやすくなることもあります。
反対に、長さを残すことで扱いやすくなる場合もあります。
くせの出方や生え方は人によって違うため、実際に髪を見て判断することが大切です。
髪の量が多いからといって、全体をすけばまとまるわけではありません。
ボブは、どこに重さを残し、どこを軽くするかによってシルエットが変わります。
特に表面の髪をむやみに短くしたり、軽くしすぎたりすると、毛先がまとまりにくくなることもあります。
大切なのは、髪全体を均等に軽くすることではなく、厚みが溜まっている場所を見極めることです。
ボブが広がりやすいのは、耳の横から後ろ

ボブのお客様で気になることが多いのが、耳の横から後ろにかけての膨らみです。
このあたりは髪の量や長さが溜まりやすく、厚みが出やすい場所でもあります。
横から見たときにシルエットが大きく見えたり、耳にかけたときに髪がもたついたりすることもあります。
ゆっこさん
のぶさん
こうした場合、美容室では耳後ろの毛量を積極的に調整することがあります。
単にすくだけでなく、インナーレイヤーという方法で、内側の髪を思い切って短くすることもあります。
表面の長さを残しながら、内側の厚みを減らす考え方です。
そうすることで、耳にかけたときにすっきり見えたり、内側に空間ができて軽さを感じられたりします。
もちろん、すべての人に同じカットが合うわけではありません。
髪質やくせ、希望する長さによって調整方法は変わります。
広がる髪を扱いやすくするには、軽さだけでなく、まとまりも必要です。
特にダメージがある髪では、表面を雑に軽くすると、短くなった髪が浮いて見える場合があります。
内側の厚みを調整しながら、表面はまとまりを意識する。
そんなバランスが、ボブの仕上がりを左右することがあります。
ボブをまとまりやすくすることに加えて、顔まわりの軽さや丸みを工夫すると、見た目の印象も変わります。
40代の老け見えしないボブ|美容師が教える軽さと丸みの作り方では、耳掛けや顔まわりのデザイン、重さを残す場所と軽くする場所の考え方を紹介しています。
今のボブを少しおしゃれに見せたい方は、こちらも参考にしてみてください。
自宅でできる!広がるボブの乾かし方

美容室でカットを整えても、自宅での乾かし方によって仕上がりは変わります。
ボブを扱いやすくするために、まず見直してほしいのがドライヤーです。
ゆっこさん
のぶさん
ボブを乾かすときは、ドライヤーの風を上から下へ当てるイメージを持ってみてください。
下から風を当てて髪を持ち上げるより、髪の流れに沿って乾かす方が、広がりを抑えやすい場合があります。
特に襟足は、手で軽く押さえながら乾かすのがポイントです。
襟足が浮きやすい人は、毛先だけでなく根元の状態にも気を配ってみましょう。
ただし、生えぐせが強い場合は、乾かし方だけでは収まりきらないこともあります。
もうひとつ大切なのが、しっかり乾かすこと。
表面は乾いていても、内側や襟足に湿り気が残っていることがあります。
そのままにしておくと、時間が経ってから髪の形が変わったり、広がりが気になったりすることも。
特に毛量の多いボブは、内側まで乾いているか確認してみてください。
ドライヤーを長時間同じ場所に当て続けるのではなく、適度に動かしながら乾かしましょう。
「夜はきれいに乾かしたのに、朝になると毛先がはねている」
そんな経験もありますよね。
寝ている間に髪が押さえられたり、汗などで湿ったりして、根元の向きが変わることがあります。
ゆっこさん
のぶさん
この場合、はねている毛先だけをアイロンで直そうとしても、うまく収まらないことがあります。
おすすめは、はねている部分の根元を軽く濡らして、ドライヤーで乾かし直す方法。
根元の髪を左右に動かしながら乾かしてみてください。
自分では根元の生え方が見えにくいので、細かく方向を考えすぎなくても大丈夫です。
まずは根元から整えることを意識してみましょう。
広がるボブにはスタイリングオイルもおすすめ
乾かし方を見直しても、毛先の広がりやパサつきが気になることがあります。
そんなときは、スタイリングオイルを使うのもひとつの方法です。
ただし、オイルには用途の違うものがあります。
洗い流さないトリートメントとして使うアウトバスオイルは、基本的にドライヤー前のヘアケアとして使用します。
一方、仕上げ用のスタイリングオイルには、しっとりとした重さやツヤ、束感を出すことを目的としたものがあります。
広がるボブを仕上げるときは、こうした少し重ためのスタイリングオイルが役立つ場合があります。
ただし、どちらも商品によって使用方法は異なります。使うタイミングや量は、商品の説明も確認してくださいね。
スタイリングオイルをつけるときは、いきなり表面や前髪につけないこと。
まず手のひらに適量を広げ、後頭部の内側からなじませていきます。
つける場所は、髪の中間から毛先が中心です。
そのあと、表面や顔まわりの毛先を整えます。
ゆっこさん
のぶさん
表面や顔まわりに最初からたっぷりつけると、重く見えたり、ベタついて見えたりすることがあります。
まずは少量から始めて、足りなければ少しずつ追加しましょう。
オイルは広がりを目立ちにくくしたり、ツヤを出したりするためのスタイリング剤です。
くせやダメージそのものを修復するものではないので、髪の状態に合わせて使い分けたいですね。
カットやホームケアだけで収まらない場合は?
ここまで、カットの考え方や乾かし方、スタイリングについてお話ししました。
ただ、すべてのボブがこれだけでまとまるわけではありません。
強いうねりや生えぐせがある場合、カットだけでは希望する形に近づけにくいこともあります。
その場合は、くせを活かした髪型にするのか、長さを変えるのか、縮毛矯正などの施術を検討するのか。
いくつかの選択肢があります。
また、髪型を考えるときには、普段のスタイリング方法も大切です。
毎朝アイロンやブローを使える人と、ドライヤーだけで仕上げたい人では、提案するカットが変わることもあります。
美容室へ通う間隔も同じです。
短くするとすっきり見える髪型でも、伸びると襟足が浮きやすくなる場合があります。
その状態を保つために、こまめなカットが必要になることもあるでしょう。
美容室で仕上がった瞬間だけでなく、次の来店まで扱いやすいかどうか。
そこまで含めて髪型を考えることが大切だと思います。
まとめ|40代のボブは、原因に合わせて整えよう
ボブが広がる・まとまらない原因は、ひとつではありません。
カラーやパーマ、熱によるダメージ。
もともとのくせや生えぐせ。
耳の横から後ろに溜まりやすい髪の厚み。
そして、毎日の乾かし方やスタイリング。
原因が違えば、必要な対策も変わります。
自宅では、まずドライヤーの風を上から下へ当て、襟足を押さえながらしっかり乾かすことから始めてみてください。
朝の寝ぐせは根元から整え、必要に応じてスタイリングオイルで毛先の広がりを抑えるのもおすすめです。
それでもまとまらない場合は、カットの形や髪質との相性を美容師に相談してみましょう。
40代だからといって、無理に髪型を変える必要はありません。
今の髪の状態に合わせて、少しずつ扱いやすくしていく。
そんな考え方で、毎日のボブを楽しんでもらえたら嬉しいです。
もこちゃん
