この記事では美しい髪を維持するのに欠かせない、シャンプー前のブラッシングについてまとめていきます。
シャンプーする前にブラッシングをするのが大切なのは知っているけど、正しい方法がわからない。
そんな方にわかりやすくお伝えできればと思います。
今日からすぐできるケアなので、ぜひ参考にしてみてください。
ブラッシングとは
ブラッシングには、髪についた埃や頭皮の汚れを浮かせて落としやすくする効果があります。
フケや汚れを取り去ると共に、髪のもつれをほぐすためシャンプーもしやすくなります。
ブラッシングには、血行をよくする効果も期待できる為、薄毛予防や毛髪のハリコシを出したい人にもおすすめです。
Table of Contents
ブラッシングの目的や効果
- 髪のもつれをほぐす
- ホコリやゴミなどの汚れを落とす
- 頭皮の血行を、よくする
髪のもつれをほぐす
1日過ごした髪の毛は、風に吹かれたり、動いたりしてるうちに意外ともつれたり絡まったりしているもの。
髪がもつれたまま、シャワーを浴びると、摩擦でより絡まってしまったり、頭皮にお湯を通しにくくなってしまいます。
特に髪は濡れるとキューティクルが開きやすくなり、摩擦からダメージを受けてしまう事もあるので、事前にブラッシングをしてもつれをほぐすことが重要です。
ブラッシングで髪の絡まりを解いておくと、予洗い(湯洗い)の際にしっかり頭皮までお湯を通すことが出来るので、シャンプーの泡立ちもよくなり、シャンプー時の摩擦を軽減することができます。
ホコリやゴミなどの汚れを落とす
1日過ごした髪の毛は、空調などのせいで乾燥して静電気が起こりやすくなっています。
そのため、ホコリやゴミが付着しやすくなっています。
あらかじめブラッシングをしておくことで、汚れを浮き上がらせ、予洗いの時に汚れを落としやすくなります。
また、スタイリング剤などの樹脂汚れも落としやすくなるので、さらにシャンプーの泡立ちが良くなります。
血行を良くする
ブラッシングには、頭皮マッサージの作用もあり、ブラシで髪をとく際に地肌からしっかりととく事で、頭皮に刺激がくわわり、マッサージ効果がうまれます。
マッサージすることによって、血行が良くなり、栄養が行き渡ることにより頭皮や毛根の健康につながります。
血行が良いとシャンプーに含まれる有効成分や、トニックの栄養成分が浸透しやすくなるので頭皮のハリや髪の毛のコシが出やすくなります。
ブラッシングの仕方
ブラッシングには、正しい手順があります。
荒目のブラシ、密度の高いブラシなど、目的に合わせ使い分けていきましょう。
根元から通すと絡まりやすく、摩擦でダメージしやすく、枝毛や切れ毛の原因になる事も。
もつれがひどく、なかなか解けない場合は、スケルトンブラシなどの荒めのブラシでブラッシングしましょう。
根本を立ち上げて空気を入れるイメージで、根本からブラシを通し、根本から毛先までブラッシングします。
襟足付近からつむじに向かって、持ち上げるようにブラッシングしていきます。
髪の毛が長くて解きにくい時は、下を向くとやりやすくなります。
スタイリング汚れがしつこい時は、豚毛のブラシでしっかり汚れを落としましょう。
ブラッシング用のブラシの選び方
ブラシにはクッションブラシ、パドルブラシ、ロールブラシ、デンマンブラシ、スケルトンブラシなど様々な種類がありますが、シャンプー前のブラッシング用なら、パドルブラシがおすすめ。
パドルブラシ
パドルブラシは、ピンの土台がクッション素材になっていて、ピンの先端が丸い突起になっているので頭皮を優しく刺激し、頭皮マッサージ効果も期待できます。
パドルブラシは木製のものが人気ですが、湿気に弱い為、必ず乾いた髪に使うようにしましょう。
おすすめのブラッシングブラシ5選
おすすめのブラシは、クッション製のあるパドルブラシがおすすめですが、頭皮への刺激が少ない木製パドルブラシがおすすめです。
ピン先が丸く加工されていて、しっかり地肌に当てながらブラッシングできるので、結構促進の効果も高いです。
ただ、髪の長い方や静電気で広がりやすい髪質の方は、静電気の起きにくいミックスブラシがおすすめです。
人気のアヴェダ パドルブラシ
こちらは、数々のヘアケアやスキンケアを取り扱うAVEDA(アヴェダ)のパドルブラシ、クッション性も高く通気口もあるため、衛生的です。
Amazonのレビューでも、静電気が起きにくいとの口コミ多数です。
ピンも木製で地肌に優しいマークス&ウェブ
アロマや石鹸などボディーケア、スキンケアを扱うMARKS&WEB(マークスアンドウェブ)のヘッドブラシ
木製のブラシは手に馴染みやすく使い心地が良いのでおすすめ。
トリコインダストリーズ パドルブラシ
こちらはブラシ面積が大きく、ロングヘアの方におすすめのブラシ。
耐熱性も少しあるので、軽めのブローにも使えます。
資生堂ブラッシングブラシ
持ち手が短くしっかり力をかける事ができるので、解きやすく扱いやすいブラシ。
密度が濃くしつこいスタイリング汚れも浮上がらせます。
猪毛とプラスチックのミックス
硬毛から軟毛まで、いろいろな髪質に対応できる優秀なブラシ、コスパも良く初めてのブラシにおすすめ。