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【美容師直伝】頭皮の日焼けで皮が剥がれてフケみたいに…パニックにならないための正しい知識と「やってはいけないNG行動リスト」

ゆっこさん

のぶさん、大変です……!数日前に1日中外にいたら、頭皮の皮がポロポロ剥がれてきて、髪の根元にフケみたいに溜まっちゃって。毎日ちゃんとシャンプーしてるのに、周りから「不潔だな」って思われそうで外に出るのが恥ずかしいです。

ゆっこさん、まずは深く深呼吸して安心してくださいね。それは不潔だから出るフケではなく、頭皮が日焼けしたことによって剥がれてきた「お肌の脱皮」なんです。海に行って背中の皮が剥がれるのと同じ現象が、たまたま頭皮で起きているだけなので、恥ずかしがる必要はまったくありませんよ。

のぶさん


もこちゃん

お肌の脱皮なんだ!それなら安心だけど、ポロポロ落ちてくるのはやっぱり気になるな。早く治すために、プロがやる正しい対処法や、逆にやっちゃいけないNGなことがあれば詳しく教えて!

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1. なぜ頭皮の皮が剥がれてくるの?

強い紫外線を浴びた頭皮は、一見髪の毛で隠れているように見えても、実は「軽いやけど」を負っている状態です。

日焼けをしてから数日〜1週間ほど経つと、紫外線によってダメージを受けて死んでしまった古い角質細胞が、下から新しく生まれてくる元気な皮膚に押し出されるようにして、ポロポロと剥がれ落ちてきます

これが、一見フケのように見えてしまう正体です。

⏳ 回復までの期間は「2〜3週間」が目安

「このまま一生皮が剥がれ続けたらどうしよう…」と不安になるかもしれませんが、お肌にはターンオーバー(生まれ変わり)の周期があります。

特別なことをしなくても、頭皮を優しく労ってあげれば、通常2〜3週間程度で自然とキレイな皮膚に戻り、快方に向かっていきます。焦らずに、頭皮が生まれ変わるのを優しく待ってあげましょう。

2. 【要注意】頭皮の日焼け後に「絶対にやってはいけないNG行動リスト」

皮が剥がれ始めている時期の頭皮は、1年のうちで最もデリケートでバリア機能がゼロになっている状態です。

良かれと思ってやったことが悪化の原因になるため、以下のNG行動は絶対に避けてください。

日焼け後にやってはいけないNGリスト
  •  剥がれかけの皮を指で無理やりむしる

  •  フケを落とそうとして、シャンプー時に爪を立ててガシガシ洗う

  •  41℃以上の熱いお湯で頭を洗う

  •  ドライヤーを頭皮の近くでガンガン当てる・または逆に乾かさない 

頭皮の日焼け後のNG行動についてまとめ

◆ 皮を無理にむしる・ガシガシ洗うのは絶対NG

剥がれかけの皮が気になって、指で引っ張ってピリピリ剥がしたくなりますが、これは絶対にやめてください。まだ剥がれる準備ができていない未熟な皮膚まで一緒にめくれてしまい、頭皮がジュクジュクしたり、傷口からバイ菌が入って炎症が長引く原因になります。

シャンプー時も「フケを落とそう」と必死にこするのではなく、たっぷり泡立てて指の腹で優しく触れる程度にしてください。

◆ 熱いお湯とドライヤーの熱風はダメージを倍増させる

やけど状態の頭皮に、41℃以上の熱いお湯をかけると炎症がさらに悪化し、強烈なかゆみを引き起こします。洗髪は「36℃〜38℃のぬるま湯」で行いましょう。 また、ドライヤーの熱も厳禁です。乾かさないで放置すると雑菌が繁殖して別のフケ・ニオイの原因になりますが、近づけすぎて熱風を当てるのは乾燥を極限まで進めてしまいます。

ドライヤーは頭皮から20cm以上離し、できるだけ優しく風を当てるようにしてください。

3. 皮剥け期を乗り切る!お家での正しいシンプルケア

皮が剥がれている2〜3週間の間は、余計な刺激を与えず、お肌の水分を補うだけの「極シンプルケア」に徹するのが1番の近道です。

① 洗浄力の優しいシャンプーに変える

普段使っている市販のシャンプーだと、デリケートな頭皮には洗浄力が強すぎて痛みを伴うことがあります。

この期間だけは、お肌と同じ弱酸性の「アミノ酸系シャンプー」など、赤ちゃんでも使えるくらいマイルドなものを選んで、頭皮の油分を奪いすぎないように洗ってください。

② お風呂上がりは化粧水で頭皮を「保湿」する

皮が剥がれている頭皮は、砂漠のようにカラカラに乾燥しています。

お風呂上がりには、お顔にスキンケアをするのと全く同じ感覚で、頭皮用の保湿ローション」や、アルコール(エタノール)が入っていない低刺激な化粧水を、分け目や気になる部分に優しくトントンと馴染ませて、徹底的に保湿をしてあげましょう。

潤いを与えることで、皮剥けが落ち着くスピードもぐっと早くなります。

4. プロの美容師から、大切なお願いと結び

最後にお客様を担当する髪のスペシャリストとして、とても大切なお願いがあります。

頭皮の日焼けが気になる期間(皮が剥がれている間)は、ご自宅でのセルフヘアカラーや市販のブリーチ剤などを使った毛染めは、絶対に控えてください。

カラー剤に含まれる薬剤は、健康な頭皮であっても多少の刺激を伴うものです。

バリア機能が完全に壊れてしまっている日焼け直後の頭皮にカラー剤をベタッと塗ってしまうと、強烈な激痛を伴ったり、頭皮がただれて数ヶ月間髪の毛が正常に生えてこなくなるような、取り返しのつかない深刻な頭皮トラブルに発展する危険性があります。

本来、健康で理想的な頭皮の色は「透き通るような青白い色」をしています。

ご自身で鏡を見たときに、頭皮の赤みが完全に消え、本来の健康的な青白さに落ち着くまでは、カラーリングはお休みして頭皮をゆっくり休ませてあげてくださいね。

💡 それでも治らない場合は医療機関へ

通常であれば2〜3週間で自然と治まるものがほとんどですが、もし「3週間以上経っても皮剥けが全く止まらない」「頭皮から汁(浸出液)が出ている」「かゆみや痛みがひどくて眠れない」という場合は、ただの日焼けではなく、アレルギーや別の頭皮疾患の可能性も考えられます。

その場合は無理をせず、速やかに皮膚科などの医療機関を受診してくださいね。

まとめ:焦らず優しく見守ってあげましょう

ゆっこさん

のぶさん、ありがとうございます!病気や不潔なフケじゃなくて、数週間で治るやけどの一種だと分かってホッとしました。無理に剥がさず、ぬるま湯と頭皮用ローションで優しくケアして過ごします。

もこちゃん

頭皮が青白く戻るまではホームカラーも我慢だね。可愛いカラーを楽しむためにも、まずは土台の頭皮をしっかり労ってあげなきゃ!

お二人とも、深く理解してくれて嬉しいです!髪の毛に隠れているからこそ見落としがちですが、頭皮も大切な体の一部。トラブルが起きたときこそ、いつも以上に優しくエスコートしてあげてください。
「今の自分の頭皮の色って大丈夫かな?」と不安な方は、ご来店の際に僕がマイクロスコープなども使いながらしっかり頭皮チェックをしますので、何でも気軽に相談してくださいね。一緒に健康でキレイな青白頭皮を取り戻しましょう!

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