美容室でヘアカラーやパーマをすると、美容師さんにトリートメントを勧められますよね?
今や市販でも沢山のトリートメントがあり、セルフでも十分なヘアケアが可能ですよね。
果たして、美容室でするトリートメントには効果があるのでしょうか?
この記事では、美容室のトリートメントの効果や長持ちさせる方法について解説していきますね。
Table of Contents
美容室のトリートメントの効果や持続力とは?
そもそも、トリートメントとは、髪の内部の水分や油分を補い、栄養成分や美容成分を浸透させて髪の状態を整えるものです。
ヘアカラーやパーマの薬剤によるダメージ、ドライヤーやアイロンの熱に夜ダメージ、紫外線などで日常的に受ける髪のダメージをケアし、コンディションを整えて美しい髪に仕上げます。
美容室のトリートメントには効果ある?
自宅で行う毎日のシャンプーやトリートメントがありますが、美容室で施術されるトリートメントには、自宅でケアする以上の効果が期待できます。
- 一人ひとりに合わせたカスタマイズ性
- 美容成分や補修成分を高濃度配合
- 反応型システムトリートメントで定着力が高い
- スチーマーや超音波アイロンなどの専用機器による施術
など、自宅でするセルフトリートメントでは、到底及ばないくらいの価値が、美容室のトリートメントにはあります。
プロ用の高品質トリートメントだから効果実感が高い
ダメージの原因は、先にも書いた通り複雑で、カラーやパーマの有無、熱ダメージの有無などによって人それぞれ。
さらに髪質やくせ毛などの個性も踏まえると、一人ひとりに適切な処置は異なります。
一人ひとりの個性に合わせた処方ができ、なおかつトリートメント効果が高い、有効成分を高濃度高配合したプロ用のトリートメントは、即効性があり、効果実感も高いです。
また、システムトリートメントといって、トリートメントを重ね付けすることによって、効果を最大限に発揮するものもあります。
浸透させる
↓
栄養を満たす
↓
栄養を定着させる
↓
キューティクルを閉じる
という様に、中に栄養を入れるだけでなく、化学反応を起こして、栄養が外に流れ出ない様に定着させるため、セルフトリートメントに比べるとかなりの持続力があります。
専用機器で家ではできないケアを実現
トリートメントをより髪の内部に引き込むために、スチーマーや超音波アイロンなど、高額な美容機器を使用し、自宅ではケアできないレベルの高品質なトリートメントを体験できます。
美容室のトリートメントがすごいのは伝わったでしょうか?
続いて、トリートメントに期待できる効果について解説します。
トリートメントに期待できる効果
- ダメージによる枝毛やパサつきを抑える
- 毛髪の油分と水分のバランスを整える
- 髪の絡まりを緩和し、指通りの良い髪にする
- 髪のクセやゴワつきを抑え、収まりの良い髪にする
美容室のトリートメントは、トリートメントの種類にもよりますが、おおよそ上記の様に髪質を扱いやすく改善してくれる効果が期待できます。
トリートメントの持続期間の目安とは?
美容室でするトリートメントの持続期間は、成分や施術内容によって違いはありますが、美容室のトリートメントの持続期間は2週間から4週間。
美容室のトリートメントで実感しやすい効果は、皮膜成分でキューティクルを整えたことによる、手触りの違いだと思います。
トリートメントに含まれる、シリコンや天然皮膜成分などのコーティングの持続する期間が、トリートメントが効いていると実感できる期間だと思います。
おおよそコーティングは、2週間程度で剥がれきってしまうため、手触りやツヤ感の変化を感じるようになります。
また、皮膜成分が剥がれることによって、毛髪内部を満たしていた栄養成分や水分が抜けやすくなり、髪の毛の乾燥やパサつきを再び感じやすくなります。
もともとの髪のコンディションや家でのお手入れ方法によって、トリートメントの持続性は変わってきますので、トリートメントが持続しない人の特徴についてもまとめていきますね。
トリートメントが持続しない人の特徴
トリートメントが持続しないと感じている人の意見。
- 効果が1週間ももたない
- 繰り返しても良くなっていく実感がない
というような感想をよく見かけます。
実際に、ダメージが進行しすぎていたり、家での手入れが雑だったりすると、トリートメントの持続がかなり悪くなってしまうこともあります。
こんな人は、トリートメントが持続しない可能性が高いので注意してください。
- ブリーチや縮毛矯正の繰り返しで、手触りが悪く弾力がない
- シャンプーは市販のものを使っている
- ヘアアイロンやカールアイロンを毎日使っている
ひとつでも心当たりがある方は、トリートメントを長持ちさせるコツをまとめているので、参考にしてください。
トリートメントを長持ちさせるコツ
- シャンプー選びに気をつける
- シャワーの温度を38℃に設定
- アウトバストリートメントを使う
トリートメントを長持ちさせるコツは、シャンプーの仕方や選び方にあります。
ドライヤーの温度やヘアアイロンの使い方もヘアケアにとって重要ですが、トリートメントの持ちには直接影響しません。
では、早速、トリートメントを持続させる方法を紹介しますね。
シャンプー選びに気をつける
洗浄力、脱脂力が強いシャンプーを使用すると、髪を保護するために吸着しているコーティング成分を剥がれ落としてしまうので、せっかくのトリートメントの手触りやツヤ感が悪くなってしまいます。
トリートメントには、水分以外にも油分が多く含まれているため、脱脂力が強く、油分を落としすぎてしまう洗浄力の強いシャンプーはあまりお勧めできません。
「高級アルコール系」と呼ばれるシャンプーは、洗浄力が強いので、選ばない様にしましょう。
ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、などが代表的な高級アルコール系の洗浄剤(界面活性剤)になりますので、全成分表示に記載されているものは選ばない様にしましょう。
シャワーの温度は38℃に設定する
シャワーの温度を低めにするのは、ヘアケアの基本です。
温度を高くしていると、油分を取りすぎてしまう可能性があるので、頭皮の油分を落としすぎたり、天然の保湿成分を洗い落としてしまう可能性があります。
シャワーの温度を低くすることで、カラーの色持ちも良くなります。
すぐにできるので、早速試してみてくださいね。
アウトバストリートメントは必須アイテム
シャンプーした後、髪が濡れている時は、キューティクルが開いている状態です。
アウトバストリートメントをつけて、キューティクルの隙間、表面をコーティングして、髪の内部の栄養成分が抜けない様にケアしましょう
また、合わせて濡れたまま放置するのも髪にとって良くありませんので、すぐに乾かす様にしましょうね。