若い頃と同じようにきちんとヘアケアしているのに、髪の毛がまとまらなくなったり、加齢とともに髪質の変化を感じている人は多いのではないでしょうか?
加齢により感じる髪質の変化は、個人差や年齢差もありますが、平均すると30代に差し掛かってから髪質の変化を感じる方が多いみたいです。
この記事では、年代別に起こる髪質の変化と対処法についてまとめます。
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加齢に伴う髪質の変化と悩み
・髪にツヤが無くなった
・髪がパサつきやすくなった
・髪が傷みやすくなった
など、年齢を重ねることで感じる変化はさまざまにありますが、実は年齢ともに感じやすい悩みは違います。
エイジングによる髪質の変化は、20代で感じることはほとんどなく、30代半ばを過ぎた頃から急激に感じやすくなるものです。
30代で感じる髪質の変化
30代で感じ始める髪質の変化は、白髪の発生や髪のパサつきなどが挙げられます。
白髪の生えはじめは、30代後半からと言われていますが、数本生え始めた程度で、悩みを感じている人はまだまだ少数です。
悩みとして顕在化しているのは「パサつき」で、カラーやパーマのケミカルダメージや乾燥が原因になっています。
40代で感じる髪質の変化
40代になると白髪の量も多くなり、悩みとして顕在化してくるため、白髪染めを始めるのもこの年代からが多いです。
ただ、個人差もありながら、増え始めてくるのが「毛髪のうねり」や「毛量の減少」などの髪質の変化です。
うねり毛が増えてくる要因ですが、自然発生による先天性ものと、カラーやパーマなどによる後天性のものに分かれると言われています。
20代の毛髪は、カラーをしても髪質が変化しにくいのですが、40代に差し掛かると、毛髪がダメージを受けやすくなり「うねり毛」や「痩せ毛」が発生しやすくなります。
「うねり毛」は、毛髪からタンパク質が流出して空洞化することが原因で、毛髪内部に偏りが生じて起こる現象だそうです。
50代で感じる髪質の変化
50代では、パサつきやうねりだけではなく、毛髪が痩せ、毛量も少なくなるため、ボリュームがなく、ハリコシを感じなくなってしまいます。
女性と男性でも違いはありますが、女性の場合、50代に差し掛かると更年期など、女性ホルモンの分泌が低下することも原因の一つと言われています。
50代の髪の悩みの原因のほとんどは、頭皮のトラブルです。
頭皮の乾燥や血行不良によって、頭皮が硬くなり、痩せ毛や抜け毛が増える原因になっています。
加齢に伴う悩みの解決方法とは
加齢に伴う髪質の変化を解消、悩みを解決するための方法を紹介します。
髪のうねりの原因と解消方法
加齢に伴い頭皮がたるんだり、ケミカルダメージなどでダメージを受け、毛穴が歪んだために、うねり毛が発生している場合があります。
そういう髪質の場合は、なるべく頭皮にダメージをかけないとことが重要です。
そのため、洗浄力の穏やかなシャンプーを使ったり、頭皮の保湿ができる頭皮用ローションを使用するのがおすすめです。
髪のパサつきの原因と解消方法
髪のパサつきは、栄養や水分不足によるものです。
お風呂上がりに、アウトバスケアをきちんとせずにドライヤーなどをすることで、過剰に水分を飛ばしてしまい、乾燥させてしまうことで起こりやすくなります。
また、ケミカルダメージが重なって栄養が不足しているためにパサつきが起きてしまうこともあります。
シャンプーやトリートメントをしっかりしていても、アウトバスケア(洗い流さないトリートメント)を怠ると、ドライヤーの熱や紫外線などの外的刺激によって、栄養成分が流出しやすくなってしまいます。
パサつきや乾燥は、洗い流さないトリートメントでケアすることでかなり改善できます。
ここまで、エイジングダメージについてまとめてきましたが、すぐに始められるケアもあるので、ぜひおうちでケアしてみてくださいね。