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くせ毛が収まると話題の酸熱トリートメント!期待できる効果と適切な頻度とは?

髪のツヤや髪のクセに悩んでいる人なら、一度は聞いた事がある「酸熱トリートメント」というサロンメニュー。

2019年ごろから聞くようになり、今や多くの美容室で体験できるメニューでもありますが、酸熱トリートメントとは何なのでしょうか?

  • クセの収まりが良くなる
  • 髪のツヤが良くなる

などと話題のようですが、実際のところはどうなのでしょうか?

この記事では、くせ毛が伸びる、くせ毛が真っ直ぐになるとも言われる酸熱トリートメントについて、簡単にまとめています。

髪のクセやツヤに悩んでいる方は、是非読んでみてくださいね。

酸熱トリートメントとは

酸熱トリートメントとはグリオキシル酸を主成分として配合したトリートメントで、タンパク質の配列を整列させる働きがあり、髪の歪みを整えて髪質を改善する働きがあります。

グリオキシル酸がタンパク質の間に入り込み、橋渡しの役割をすることで強い結合を生み出し、髪のクセをコントロールすることができます。

酸(グリオキシル酸)と熱(アイロン)の力で神を整えるトリートメントのため、酸熱トリートメントと言われています。

登場当初は取り扱う美容メーカーも少なく、また薬剤の操作に慣れた美容師が少なかったため、施術を受けられるサロンは少なかったですが、最近では多く取り扱われています。

酸熱トリートメントの効果や特徴

冒頭にも書きましたが、良いことづくめに感じる酸熱トリートメントの効果や特徴をまとめます。

酸熱トリートメントの特徴として

  • 髪をダメージさせずクセ毛を緩和できる
  • 効果の持続が長く1ヶ月ほどツヤが続く
  • タンパク質の配列が整うのでダメージに強くなる

などの効果が期待できます。

酸熱トリートメントはタンパク質の配列を整えるだけと思われがちですが、トリートメント時に補給したアミノ酸などのタンパク質成分も定着させる効果が期待できます。

ただ、クセ毛を緩和できるとはいえ、髪の強いクセを矯正したり、パーマをコントロールする「シスチン結合」を操作することはできないので、強いクセは伸ばす事ができません。

こんな人におすすめ

酸熱トリートメントが向いている人は「軽度なダメージヘア」や「エイジング毛」の方におすすめです。

髪も年齢を重ねるとタンパク質の配列が乱れやすくなり、髪の毛にねじれやシワが発生し、髪が乱反射してツヤの出にくい髪になってきまいます。

そういった、エイジングやアルカリダメージによるトラブルを抱えた毛髪におすすめです。

あまり向かないタイプの人

酸熱トリートメントは基本的にはミドルダメージまでの毛髪に向いているので、タンパク質が流出してスカスカになっている髪の毛やブリーチ毛には向きません。

またパーマスタイルは、ウェーブがだれてしまう可能性もあるので、あまりおすすめできません。

酸熱トリートメントでくせ毛は改善できる?

酸熱トリートメントは先にも書いた通り、クセ毛の要因のシスチン結合を切断することは出来ないので、縮毛矯正のように真っ直ぐにすることは出来ません。

タンパク変性によるクセには効果あり

ただタンパク質の配列が乱れて、髪の毛にできたシワなどは改善できる可能性があるので、エイジングによる変化を感じている髪には効果的です。

酸熱トリートメントの料金や時間は?

酸熱トリートメントの施術時間や料金は美容室によりまちまちだと思いますが、おおよその目安は下記の通り。

  • 料金は10,000円程度が目安
  • 施術時間は90分程度が目安

施術時間は薬剤の放置タイムとアイロンの施術時間によって異なりますが、おおよそこのくらいの時間が基準だと思います。

施術時間が90分程度ということを考えると、料金もこのぐらいが妥当だと思います。

酸熱トリートメントの頻度はどのくらい?

最後になりますが、酸熱トリートメントの頻度ですが、1ヶ月に1度程度がおすすめなようです。

酸熱トリートメントの持続期間が30日〜40日程度なので、酸熱トリートメントの効果が続いているうちに、重ねて施術するとクセの収まりがさらに良くなると言われています。

ただし、注意点として、酸熱トリートメントを繰り返すと髪が固くなるという例もあるそうなので、3回続けたら、一旦休んで…というのがおすすめです。