大人の髪悩みガイド

カラーした日はシャンプーしていい?美容師が教える当日の洗髪とスタイリング

カラー後の髪に手を添える女性を中心に、シャンプーボトルやドライヤー、サロン空間を水彩コラージュで描いた、カラー当日の洗髪とスタイリングを解説するアイキャッチ画像

美容室でカラーをした日。「今日はシャンプーしない方がいいですか?」と聞かれることがあります。

朝から美容室に行って、そのあと一日出かけたなら、夜は普通にシャンプーしたくなりますよね。反対に、夕方17時ごろにカラーが終わって帰宅するなら、もう一度洗わなくてもいい気がします。

僕も、カラーをしたすべてのお客様に「今日は洗わないでください」とお伝えしているわけではありません。カラーの種類や明るさ、来店時間、その日の予定によって考え方は変わります。

今回は、カラー当日のシャンプーと仕上げのスタイリングについて、美容師としての考え方をお話しします。

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カラーした日はシャンプーしてもいい?

カラー当日に洗髪してもよいか、明るめカラーは洗わない選択もあること、お湯はぬるめ・スタイリングは予定次第といったポイントを、水彩ベースのコラージュでまとめた挿絵画像

結論からいうと、カラーをした当日にシャンプーしても大丈夫です。

美容室ではカラー剤を流したあとにシャンプーし、必要な後処理やトリートメントを行います。カラーした日に髪を洗うこと自体が禁止されているわけではありません。

ただ、ヘアカラーはシャンプーなどによって少しずつ色が変化します。せっかく染めた色を長く楽しみたいなら、洗わずに済む日は洗わないのも選択肢です。

白髪染めなら当日シャンプーしてもいい?

一般的な白髪染めの場合、僕は当日のシャンプーを特に制限していません。

白髪染めでも色落ちは起こりますが、朝にカラーして、そのあと買い物や仕事に出かけたなら、夜にいつもどおり洗って大丈夫だと思っています。

明るめカラーや鮮やかな色は、少し考えたい

おしゃれ染めや彩度の高いカラー、特に11レベル以上の明るめカラーでは、色の変化が気になることがあります。

もちろん、当日洗ったらいけないわけではありません。ただ、夕方にカラーして、あとは帰宅して寝るだけなら「今日は洗わなくてもいいんじゃないかな」と個人的には思います。

※色落ちの程度は、染料の種類や髪の状態、ブリーチ歴などによって変わります。

朝のカラーと夕方のカラーでは、当日の過ごし方が違う

カラー当日のシャンプーを考えるとき、意外と大切なのが美容室に来店した時間です。

午前中にカラーした日は、夜に洗いたくなる

例えば朝10時に来店し、お昼ごろにお店を出て、そのあと食事や買い物、仕事をした場合。

一日を過ごせば、夜は普通にシャンプーしたくなると思います。汗をかいたり、スタイリング剤を使ったりした日まで、無理に我慢する必要はありません。

夕方17時以降のカラーなら、洗わない選択も

夕方17時ごろに来店し、カラーを終えて帰宅するころにはもう夜。

美容室できれいにシャンプーしたばかりなのに、数時間後にもう一度洗うことになります。

特に明るめのカラーや鮮やかな色なら、その日は洗わずに過ごすのもいいと思います。もちろん、汗や汚れが気になるなら洗って構いません。

「カラーしたから洗わない」ではなく、「今日はもう洗う必要があるかな?」。そんなふうに考えてもらえたら十分です。

カラー後は24時間シャンプーしない方がいいって本当?

「カラー後は24時間、できれば48時間洗わない方がいい」と聞いたことがあるかもしれません。

シャンプーを繰り返すと、ヘアカラーの色は少しずつ落ちていきます。一方で、24時間待てば色が定着する、という時間の区切りを一律に示せるわけではありません。

一般的な酸化染毛剤は、美容室でも必要な放置時間を経て発色させたあと、薬剤を流してシャンプーします。

「24時間以内に洗ったらカラーが失敗する」と心配する必要はありません。僕としては、時間を厳密に数えるより、その日の予定や髪色に合わせて決めればいいと思っています。

カラー後にもう一度シャンプーした方が、頭皮にはいい?

ヘアカラーでは、施術後に洗い流しても、髪や頭皮に成分が残る場合があります。

ただ、美容室ではカラー剤を適切に洗い流し、シャンプーや必要な後処理を行っています。帰宅後にもう一度洗えば、残った成分をすべて取り除けるというわけでもありません。

僕自身は、通常どおり施術を終えたお客様に、残留成分を落とす目的だけで当日の再シャンプーをすすめることはしていません。

ただし、頭皮にかゆみ、赤み、ヒリつきなどの異常がある場合は別です。 色持ちより頭皮の状態を優先し、強い症状や続く症状がある場合は医療機関に相談してください。

カラーした日に洗うなら、お湯はぬるめがおすすめ

カラー当日に洗う場合、僕は40℃を下回るくらいのぬるめのお湯をおすすめしています。

カラー後の髪は施術の影響で乾燥しやすくなることがあります。熱いお湯は頭皮の皮脂を必要以上に落としやすいため、ぬるめのお湯でやさしく洗う方がいいでしょう。

シャンプーは丁寧に、でも洗いすぎない

特別に何度もシャンプーする必要はありません。普段どおり頭皮を中心にやさしく洗い、しっかりすすぎましょう。

毛先をゴシゴシこすったり、必要以上に洗浄力の強いシャンプーを使ったりするのは避けたいところ。

洗ったあとはトリートメントで毛先を整え、早めに乾かしてください。

美容室の仕上げでスタイリング剤はつけた方がいい?

美容室でカットやカラーを終えたあと、「スタイリング剤はつけますか?」と聞かれることがありますよね。僕もお客様に確認するようにしています。

そのあと出かけるのか、帰宅してシャンプーするのかによって、希望する仕上げが変わるからです。

このあと出かけるなら、スタイリング剤を使ってもいい

午前中やお昼に美容室へ来店して、そのあと出かけるなら、ワックスやバームなどでしっかりスタイリングするのもいいと思います。

せっかく美容室できれいになったのですから、その日の髪型も楽しんでほしいですね。

夜に洗わないなら、スタイリング剤なしでもいい

夕方にカラーして、その日はシャンプーしない予定なら、無理にスタイリング剤をつけなくても大丈夫です。

僕の場合は、お客様に希望を聞いて、オイルや洗い流さないトリートメント程度で仕上げることもあります。

もちろん、それらも髪に残るものなので、何もつけたくない方は遠慮なく伝えてください。

「今日は洗わないので、スタイリング剤なしでお願いします」。こんなふうに伝えてもらって大丈夫です。

シャンプーしない日は、お風呂も気をつけた方がいい?

そこまで神経質になる必要はありません。シャンプーしない日でも、普通に入浴して大丈夫です。

髪が濡れるのが気になるなら、ターバンでまとめてシャワーキャップを使えば十分。

カラーを長持ちさせるために、毎日の生活を必要以上に窮屈にすることはないと思います。

まとめ|カラー当日のシャンプーは、その日の予定で決めていい

美容室でカラーした日は、必ずシャンプーを我慢しなければいけないわけではありません。

白髪染めなら当日洗うことをそれほど気にしなくてもいいでしょう。明るめのカラーや鮮やかな色なら、色持ちを考えて洗わずに過ごす選択肢もあります。

朝にカラーして一日出かけたなら、夜は普通に洗う。夕方にカラーしてそのまま帰宅するなら、今日は洗わずに過ごす。それくらい自然に考えていいと思います。

仕上げのスタイリング剤も同じ。夜に洗わないなら、つけずに帰ることもできます。

カラーした日だからといって、何でも我慢する必要はありません。

髪色を楽しむことも、気持ちよく過ごすことも大切。その日の予定と髪の状態に合わせて、無理のないお手入れを選んでくださいね。