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更年期で髪の毛が急にパサパサになる理由とは?ツヤを取り戻す5つの対策【美容師が解説】

更年期による髪のパサつきの原因と、ツヤを取り戻すケア方法をイラストで紹介したアイキャッチ画像。

ゆっこさん

のぶさん!最近急に髪がパサパサ・チリチリになって、いくら高いトリートメントを塗っても全然ツヤが出ないんです……。

もこちゃん

昔と同じケアをしてるのに急にパサつくのって、やっぱり更年期のせいなんですか?

ゆっこさん、もこちゃん。実は更年期の髪がパサパサになる原因は、ホルモンの変化だけじゃないんだよ。多くの大人女性が陥っている『白髪染めの落とし穴』が大きく関係しているんだ。今日はその理由と、ツヤを取り戻す5つの対策を伝授するね!

のぶさん

「今までと同じシャンプーを使っているのに、急に髪が箒(ほうき)のようにパサパサ・広がるようになった」
「手触りがゴワついて、ツヤがすっかり消えてしまった」

40代〜50代を迎えると、こうした髪の急激な変化に戸惑う女性が急増します。

実は、更年期(ゆらぎ期)に髪がパサパサになる背景には、「女性ホルモンの減少」に加えて、この年代特有の「あるヘアケア習慣」が強力なダメージに追い打ちをかけているケースが非常に多いのです。

今回は美容師歴25年の経験から、髪がパサつく本当の理由と、今日からできるツヤ奪還の5つの対策をお伝えします。


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1. なぜ更年期に髪が「急に」パサパサになるのか?

髪がパサつく原因は1つではありません。内側の変化(ホルモン)と外側のダメージ(カラー)が重なる「負のダブルパンチ」が起きているからです。

① 女性ホルモン(エストロゲン)の減少による乾燥

更年期にエストロゲンが減少することで、頭皮の油分・水分量が低下し、髪が細く乾燥しやすくなる仕組みを解説したイラスト

エストロゲンには、髪のツヤやハリを保ち、水分を保持する働きがあります。更年期に入りこれが減少すると、頭皮の油分・水分量が低下し、生えてくる髪自体が細くデリケートで乾燥しやすい状態(ゆらぎ髪)になります。

② 【現場で目立つ最大の原因】白髪染めの「高頻度化」

更年期に白髪染めの頻度が増えることで、デリケートな髪や頭皮への負担が蓄積し、パサつきやダメージにつながることを解説したイラスト

若い頃のおしゃれ染めなら「2ヶ月に1回」で我慢できた根元も、白髪となると話は別です。気になり出すと1ヶ月も持ちません。

長年サロンに立っていて体感しますが、40代〜50代女性の約半数以上が「1ヶ月に1回」、さらに美容室とセルフカラーを併用して「2〜3週間に1回」という高頻度で染めている方が実に全体の2割近くいらっしゃいます。

デリケートになっている更年期の髪に、このスパンでカラー剤(薬剤)を重ねることが、パサつきの決定打になっているのです。


2. 特に危険!セルフカラー(自宅染め)と時短の罠

白髪が気になって「美容室に行くまでの間に自宅で市販の白髪染めをする」「時間がもったいないからトリートメントは省く」という方も多いのではないでしょうか?

実はこれが、パサつきを極限まで悪化させる原因です。

酸化ダメージと「残留アルカリ」の恐ろしさ

市販のカラー剤は、誰でも短時間で染まるように薬剤のパワー(アルカリ度)がかなり強く設定されています。

髪染め後にこの「アルカリ」や「過酸化水素」が髪内部に残ってしまうと(=残留アルカリ)、染めた後も数日間にわたって髪のタンパク質を破壊し、キューティクルを開かせっぱなしにして水分を奪い続けます

トリートメントを省いてしまうと、この残留物質が放置され、髪は一気に「スカスカ・パサパサ」になってしまうのです。


3. 更年期のパサパサ髪からツヤを取り戻す「5つの対策」

ゆっこさん

まさに私、気になって自分で頻繁に染めてトリートメントも適当にしてました……!どうすればツヤを取り戻せますか?

大丈夫、気づいた時からケアを変えれば髪は必ず応えてくれるよ!プロがおすすめする5つのステップを試してみてね。

のぶさん

対策① 白髪染めはできる限り「美容室」にお任せする

まずはこれが一番の近道です。

美容室では、あなたの今の髪と頭皮の体力に合わせて薬剤の強さをコントロールし、染めた直後に「残留アルカリや過酸化水素を無害化・除去する処理」を必ず行います。

髪へのダメージ負担がセルフカラーとは比べものになりません。

対策② やむなく自宅で染めるなら「アミノ酸シャンプーで泡パック」

忙しくてどうしても自宅でセルフカラーをした場合は、直後のケアで命運が分かれます。
洗浄力の強い市販シャンプーではなく、マイルドな「アミノ酸系シャンプー」を使いましょう。

シャンプーの泡を髪全体に行き渡らせたら、そのまま2〜3分ほど置く「泡パック」をしてから優しく洗い流してください。泡の力でデリケートな髪を守りながら、残留アルカリを少しずつ優しく洗い流す手助けになります。

【コスパ最強】週1回でサロン級!トリートメント浸透率を10倍にする「シャンプー泡パック」と裏ワザ

対策③ ドライヤー前の「ミルク&オイル」のダブル使い

パサパサ髪は水分も油分も抜け落ちています。
濡れた髪にまず「補水・補修用のヘアミルク」を馴染ませて内部に潤いを与え、その上から「保護用のヘアオイル」を軽く重ねてフタをしましょう。ドライヤーの熱から髪を守り、まとまり感が劇的に変わります。

【美容師直伝】オイル・ミルク・ミストどれが正解?髪質と「季節」で選ぶ洗い流さないトリートメントの究極の選び方

対策④ インナーケアで内側から潤い土台を作る

外側からのケアと同時に、身体の内側から血行を整えることも大切です。
更年期女性の強い味方である抗酸化成分「ピクノジェノール(フランス海岸松樹皮エキス)」などのサプリメントをゆるく取り入れ、頭皮への栄養循環をサポートしてあげましょう。

対策⑤ 気軽に髪と体調の相談ができる「行きつけサロン」を持つ

私自身、地域女性の健康と美を支える「美容室はまちの保健室」という取り組みに参加しています。
「最近白髪が増えて染める頻度に悩んでいる」「髪がパサついてまとまらない」といったお悩みは、一人で抱え込まずに美容室の鏡の前でプロに打ち明けてください。今のあなたに一番負担の少ない染め方やケアをご提案します。

【美容室ジプシー卒業】良い美容師に出会えない人の特徴と、運命の担当者を見つけるための「優先順位」の法則


まとめ:パサつきは「髪と頭皮からのSOS」

もこちゃん

白髪染めの頻度と残留アルカリの話、すごく勉強になりました!お母さんにもセルフカラーのやり方教えてあげます!

更年期の髪のパサパサは、決して「歳だから仕方ない」と諦める必要はありません。

身体の変化(ゆらぎ)に合わせた優しいお手入れと、白髪染めとの上手な付き合い方に切り替えるだけで、髪のツヤや手触りは確実に変わっていきます。

ストイックになりすぎず、美容室を上手く頼りながら、あなたのペースで大人の美しさを楽しんでいきましょうね!


記事を読んで疑問に思ったことや、白髪染め・パサつきのお悩みがあれば、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。

のぶさん