【必読】30代からの白髪・うねり・ツヤ髪ガイド⁠

美容室に行かない日のために|美容師が髪の記事を書き続ける理由

AIでLINEスタンプを制作する前に作った、ムゥとルーのキャラクターシートを紹介する記事のアイキャッチ

美容室でお客様の髪に触れられるのは、一年のうち何日くらいでしょう。

かなり頻繁に来てくださる人でも限られています。年に数回なら、美容師がその人の髪を見られるのは一年のうちほんの数日です。

残りの日は、自分でシャンプーをして、乾かして、朝になったらスタイリングする。

カラーをしたあとに少しパサついてきても、次の美容室までしばらくある。

「これってどうしたらいいんだろう?」

と思っても、その場ですぐ美容師に聞けるわけではありません。

僕が髪について記事を書くようになった理由のひとつは、そんな**「美容室に来ない日」**のこともフォローできたらと思ったからです。

この記事には広告・P Rを含みます。アフィリエイト広告を使用しています。

美容室だけでは、髪の話を全部できない

美容室では、もちろん髪の話をします。

今日のスタイルをどうするか。カラーはどうするか。最近、扱いにくいところはないか。

でも限られた時間の中で、

「家ではどう乾かしたらいい?」

「カラーしたあとのケアは?」

「シャンプーって結局どう選ぶの?」

「髪質改善って、クセは伸びないの?」

そんな話を全部することはできません。

特に最近よく聞かれる「髪質改善」なんて、なかなか一言では説明できない言葉です。

髪質改善と呼ばれている施術にはいろいろなものがありますし、トリートメントと縮毛矯正ではできることも違います。

「髪質改善したらクセも伸びると思ってた」

という人に、ちゃんと説明しようと思ったら結構長い話になります。

→ 酸熱トリートメントを美容師がやめた理由|効果は感じた。でも安全性への不安も

だから美容室で話しきれなかったことを、あとからゆっくり読めるようにしておきたい。

NOBU MARCHEは、もともとそんな美容師がつくる読み物でありたいと思って始めました。

正解をひとつ教えるより、選択肢を増やしたい

髪の記事を書こうと思えば、

「これが正解です」

「この成分がおすすめです」

「○○な人はこれを使いましょう」

と書いたほうが分かりやすいのかもしれません。

実際、僕も記事を書くためにいろいろなことを調べてきました。

ほかの美容サイトを読んで、成分について調べて、メーカーの資料を読んで。

そうしているうちに、いつの間にか「美容メディアらしい書き方」になっていた記事もあります。

でも美容師として実際にお客様の髪を触っていると、そんなに単純じゃないんですよね。

同じシャンプーでも好きな人と合わない人がいる。

トリートメントも、しっとりすれば全員が喜ぶわけではない。

頭皮ケアだって、全員がスカルプシャンプーへ変えればいいわけではありません。

→ スカルプシャンプーとは?美容師が「使ったほうがいい人」と選び方を解説

だから今は、記事を読んでくれた人にひとつの正解を覚えてほしいというより、選択肢をひとつ増やしてほしいと思っています。

「こんな方法もあるんだ」

それだけでも、次に髪で困ったときに選べるものが増えます。

ホームケアは、頑張りすぎなくてもいい

美容の記事を読んでいると、やることがどんどん増えていくことがあります。

シャンプーを変えて、トリートメントをして、アウトバスをつけて、頭皮ケアをして、ドライヤーをして、アイロンをして……。

全部ちゃんとやろうとすると大変です。

僕は、ホームケアは頑張れば頑張るほどいいとは思っていません。

むしろ美容室では、「頑張りすぎた結果」を見ることもあります。

アイロンは、やればやるほどきれいになるわけじゃない

特に若い人に多いのが、前髪のアイロン。

朝きれいにしたい気持ちは分かります。

ただ、「アイロンは正義」とばかりに毎日しっかり熱を入れていると、前髪がバシバシになっていることがあります。

きれいにするために始めたことが、いつの間にか髪への負担になってしまう。

アイロンは便利な道具だからこそ、温度や使い方まで含めて考えたいところです。

→ ヘアアイロンの温度と使い方についての記事

オイルは、たくさんつければ「こなれ感」が出るわけじゃない

もうひとつよく見るのが、ヘアオイル。

SNSなどで見るツヤや束感を出そうとして、たっぷりつけている。

でも実際には、こなれ感というよりベタベタになっていることがあります。

オイルそのものが悪いわけではありません。

量やつける場所を少し変えるだけで、もっと使いやすくなることがあります。

→ ヘアオイルがベタつく原因と使い方の記事

トリートメントも、残したほうが効くわけじゃない

「トリートメントは少し残したほうが髪にいいですよね?」

これも、ときどき聞きます。

せっかくつけたものだから、全部流したらもったいないような気がするのかもしれません。

でも僕は、トリートメントはきちんとすすいでもらっています。

大切なのは、流さず残すことより、必要なところへきちんとなじませること。

→ トリートメントの正しい使い方|美容師が家でやってほしい3つのポイント

こうして見ると、ホームケアって何かを追加するだけじゃないんです。

やりすぎていることを少し減らす。

それも立派なヘアケアだと思います。

「ちゃんとドライヤーしたら、めちゃくちゃ髪の毛綺麗になってん」

以前、お客様から言われて、うれしかった言葉があります。

「ちゃんとドライヤーしたら、めちゃくちゃ髪の毛綺麗になってん」

こういうの、僕は結構うれしいんです。

高価なヘアケアを一式そろえたわけでも、難しいことを毎日始めたわけでもありません。

いつもの髪の乾かし方を、少し意識しただけ。

でも、それで本人が髪の変化を感じてくれた。

ホームケアって、本当はこのくらいからでいいと思っています。

毎日100点を取らなくてもいい。

できることをひとつ知って、ちょっとやってみる。

それで髪が扱いやすくなったら、十分じゃないでしょうか。

年齢を重ねても、できることはまだたくさんある

NOBU MARCHEでは、40代、50代以降の髪について書くことも多くあります。

年齢とともに、

「昔より髪が細くなった気がする」

「うねりが出てきた」

「トップがふんわりしなくなった」

「白髪が増えた」

そんな変化を感じる人もいます。

でも、そこで全部を

「年齢だから仕方ない」で終わらせなくてもいいと思っています。

昔と同じ髪に戻す、という意味ではありません。

今の髪に合わせてシャンプーを変えてみる。

乾かし方を少し変える。

カラーの方法を相談してみる。

髪型を変えてみる。

場合によっては、何もしないという選択だってあります。

年齢を重ねても、髪について選べることはまだたくさんあります。

その選択肢を増やすのも、美容師の仕事のひとつだと思っています。

記事を読んで、美容室に行きたくなってくれたらうれしい

このサイトだけで、髪の悩みを全部解決してもらおうとは思っていません。

髪は実際に見て、触ってみないと分からないこともたくさんあります。

だから記事を読んで、

「これ、私ならどうなんだろう?」

「次に美容室へ行ったら聞いてみようかな」

と思ってもらえたら、それもうれしい。

美容師に質問するとき、専門用語を覚えておく必要もありません。

「最近なんかパサつく」

「前よりまとまらない」

「これ使ったほうがいい?」

そのくらいで十分です。

そこから髪を見て、今までどんな施術をしてきたのかを聞いて、一緒に考えるのが美容師の仕事です。

美容室に行かない日のために、これからも書いていきます

美容室に行かない日も無理なく髪と付き合えるように、美容師がホームケアの記事を書き続ける理由を表現したイラスト

美容室に来てもらえるのは、一年のうちほんの数日。

でも髪との生活は、その間も毎日続きます。

だからNOBU MARCHEでは、これからも美容室だけでは話しきれないことを書いていきたいと思っています。

全部覚えなくてもいい。

全部実践しなくてもいい。

頑張りすぎなくても、手軽にできることはあります。

そして年齢を重ねて髪が変わっても、できることはまだたくさんあります。

記事をひとつ読んで、

「これならやってみようかな」

と思えるものがひとつ見つかる。

やってみたら、ちょっと髪がきれいになった。

次に来たときに「これやってみたよ」と話してもらえる。

そんなふうに、美容室にいる日といない日の間をつなげられるサイトでありたいと思っています。