年齢を重ねるとともに気になってくる白髪。
あなたが白髪が気になり出したのはいつ頃ですか?
また実際に白髪染めを始めたのは何歳の時ですか?
老化による白髪が出始めるのは、一般的には男性は30歳前後から、女性は35歳前後からと言われているそうです。
もちろん個人差はありますので、白髪が出始める年齢や白髪の増え方にはばらつきがあります。
白髪が生え始める年齢に個人差はあるとはいえ、それでも白髪を見つけるとショックですよね。
・平均的な年齢よりも白髪の出始めが早かった。
・白髪が出始めてから、目立つ様になるまでが早かった。
など、心当たりがある方もいるのではないでしょうか?
白髪を初めて見つけてからも、すぐに白髪染めをする人は少なくて、平均すると、白髪を見つけてから、実際に白髪染めを始めるまでの平均期間は6年ほどあるそうです。
白髪が生え始めても、目立たない範囲なので、染めずに放ったらかしにしていたり、白髪を抜いて対処しているのが実際のところの様です。
ただ、白髪も増えてくると、隠しにくくなってくるので、美容室や自宅での白髪染めをしている人がほとんどの様です。
この記事では、美容室に行かずに手軽に始められる市販のヘアカラーについてまとめます。
Table of Contents
自宅で白髪を染めるセルフカラーのメリット
- 美容室に行かなくて済む
- 美容院よりも安く染められる
- 安いのでマメに染められる
美容院に行かなくても好きな時間に自宅で白髪を染められ、価格も比較的安く済むところがセルフヘアカラーの魅力です。
美容室で染めるのは高くなってしまうので、我慢して月に1回までに抑えている人も多い様ですが、セルフカラーなら安く済むので、2〜3週間で小まめに染めているという人も多い様です。
最近では市販のヘアカラー剤もかなり豊富になり、紙質やなりたい髪色に合わせてパーソナルに選ぶことが出来る様になりました。
ウェブでカウンセリングしてオーダーメイドでサロンクオリティのヘアカラーを定期購入できる「カラリス」というサービスもあるくらい、自宅でのヘアカラーニーズは高まっていますね。
セルフヘアカラーのデメリット
セルフヘアカラーをするのは、もちろんメリットばかりではありません。
自分で染めることのデメリットは、色ムラがでやすい事や、なりたい髪色に合わせた色選びが難しく、イメージした髪色に仕上がりにくい事。
また、薬の強さを調整することができないので、ダメージしやすいというデメリットも。
市販の白髪染めヘアカラーの種類を紹介
自宅で染められる市販の白髪染めにはいくつかの種類があります。
それぞれ染め方や持続期間が異なるなど、特徴がありますので、自分の目的に合ったものを選びましょう。
市販のヘアカラーにはブリーチ剤もありますが、白髪を染めることができないため省略します。
白髪が染まる市販ヘアカラーは4種類
- ヘアカラー剤(アルカリカラー)
- ヘアマニキュア
- カラートリートメント
- 白髪隠し(一時染毛料)
サロンカラーとセルフカラーの違いについてまとめた記事でも紹介しましたが、美容室で染められるカラーは、ほとんど市販品でも売られています。
ヘアカラー剤(アルカリカラー)
白髪を根本からきっちり染めて、髪色を長持ちさせたい人は、ヘアカラータイプの白髪染めがおすすめ。
カラー剤に含まれるアルカリの力で髪のキューティクルを開き、髪の内部に染料を定着させるため、1~2か月程度の髪色を楽しむことができます。
アルカリカラーには、メラニン色素を分解する効果もあるため、もともとの髪色を明るくすることが可能です。
ただ、キューティクルをこじ開けてしまうため、ダメージにも繋がりやすく、染めた後は、アルカリ剤の中和やトリートメントでのケアが重要になってきます。
・一度のヘアカラーでしっかり染まる
・地毛の色を明るくできる
・生え際や根本からしっかり染められる
・色もちが良い
・ダメージが大きい
・ジアミンアレルギーのリスク
セルフ白髪染めヘアカラーのコツ
自宅でうまく染めるポイントはこちら。
また詳しく記事にまとめる予定なのでポイントだけ簡単にまとめます。
・髪の毛は完全に乾かしておくこと
・根本からたっぷり塗布する
・薬剤は多めに準備する
・冬は部屋を温めておくと染まりやすい
・分け目や生え際はサランラップで密着させる
おすすめの白髪染めヘアカラー商品
白髪染めヘアマニキュア
髪にハリ・コシをあたえる効果が期待できるヘアマニキュア。キューティクルをこじ開け、毛髪内部に染料を定着させるのではなく、毛髪表面をコーティングするように染料を付着させるのがヘアマニキュアの仕組み。
アルカリカラー剤に含まれる「ジアミン」にアレルギーのある人は、ジアミンの含まれないヘアマニキュアで白髪を隠すカラーリングがおすすめです。
カラーの持続期間は、3〜4週間ぐらいが目安。
ただし、ヘアマニキュアにはメラニン色素を分解する作用がないため、もともとの髪色を明るくすることはできません。
そのため、白髪の部分を染めて目立たなくするイメージです。
また、ヘアマニキュアは、頭皮や皮膚も染めてしまうため、髪の根本からペタペタ塗ることが出来ないため、扱いが難しいです。
・髪をほとんど傷めない
・髪にハリやコシがでる
・地肌や顔まわりに着くと染まってしまう
・シャンプー後、タオルに色移りしやすい
セルフ白髪染めヘアマニキュアのコツ
自宅でうまく染めるポイントはこちら。
また詳しく記事にまとめる予定なのでポイントだけ簡単にまとめます。
・髪の毛はしっかり乾かしておく
・染める前はリンスやトリートメントNG
・根本をふんわり乾かしておくと染めやすい
おすすめの白髪染めヘアマニキュア商品
白髪染めカラートリートメント
白髪を染められるカラートリートメントは、髪へのダメージを抑えながら白髪をカラーリングできるのが一番のおすすめ理由。
毎日の洗髪時に使えるので、仕事や子育てに忙しく、まとまって時間を取れない忙しい人におすすめです。
カラートリートメントは、回数を重ねて少しずつ染まるので、好きな髪色のタイミングでカラートリートメントの頻度を落とすと、好きな色の濃さでカラーを楽しむことができます。
ただし、カラーの持続力が弱いところが難点で、カラートリートメントを止めてしまうと割とすぐに色落ちしてしまうので、注意が必要です。
また、アルカリカラーとは違い、もともとの髪色を明るくすることはできません。
・ほとんどダメージなく染めることができる。
・毎日少しずつ染められる
・すぐに髪色を変えられない
・色落ちが早い
セルフカラートリートメントのコツ
セルフカラートリートメントは使いやすいヘアカラーなので、特にコツはありませんが、まとめるならこちら
・シャンプーはしっかり流す
・水気をしっかりとる
おすすめのヘアカラートリートメント商品
白髪隠し(一時染毛料)
急な来客や急なお出かけの時にすぐに使える白髪隠しは、顔まわりや分け目など、見える所の白髪をすばやく隠せる便利アイテム。
「ヘアマスカラ」や「ヘアファンデーション」などといわれるのが白髪隠しです。
白髪を染めるのではなく、表面に塗っているだけなので、シャンプーで簡単に洗い落とせます。
・すぐに染められる
・ポーチに入れて持ち歩ける
・少量、見えるところだけしか染められない
・スタイリング剤をつけた様なごわつきがある